第267話 ページ44
Murder「良いから座れ」
ソファへと引っ張られるも、拒否する為に力を込め、反対側へと行こうと試みるもMurderの手は動かない。
「俺。今、ホラーかクロスと話したい事があるんだよな」
Murder「黙って座れ。パピルスも待ってる」
そう言われ、ソファの方へと目線をやるも誰もいない。
「分かったから、な」
引っ張られるがままに身を任せ、ソファへと座る。
(…パピルス、ハニーやホラーのパピルスみたいな…)
未だに掴まれている腕を流し目に、Murderの顔へと目線を移す。
Murder「あの後、お前、なんと無事に生きてたんだってな?」
「ん…まあな。…でも、まあ…少し怪我もしたがな」
と、掴まれていない方の腕の袖を捲り、赤く染まっている部分を見せた。
Murder「…ニンゲンの身体はそうなるのか」
「俺の身体はニンゲンに近いからな。極めてニンゲン、定義的にはモンスターにも近いとかガスターが言ってた気がするな」
Murder「heh…俺は、‘アイツ’に傷一つ付けれた事ないからな」
そう言うと、すっと手を離し、机の上のカップへと手を伸ばす。
「俺は‘アイツ’に傷一つって、何かと戦ってたりするのか? 前に言ってたプレイヤー…ってヤツとかか?」
Murder「Genocideルート、聞いた事無いのか?」
「ある。多分、俺も当事者みたいな…被害者みたいな感じだからな」
_/Friskの為というわけではない、COREもDREAMもDELTAの周辺の関わりのあるもの達がその件に触れないのは互いにOmega Timelineでは心の準備が出来てから話したり、相談しに来たり等の様々なニンゲンやモンスターがいる。
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます! 読んでいただき、ありがとうございます! 励みになります! (2023年2月11日 10時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました!こっそり応援してます!! (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月26日 21時