第264話 ページ41
両親が出ていき、扉が完全に閉まる音が聞こえた途端にその場に蹲った。
Yorinao「…息がしづらい…辛いよ…」
黄色のソウル、正義が揺らぐ。
Yorinao「…マフェットさんのカフェ、開いてるかな…」
Yorinaoはナビアプリで営業をしているかどうかを確認する為、検索をかけようと携帯の電源をつけた時に気付く。
Swap/Muffetの近くへと両親のデモ団体が通る日だった事。
Yorinao「な、ナプスタトンのラジオを…」
Napstatonも、あのライブの一件以来はラジオを請け負う側の放送局がラジオの放送を渋っているというネットの友達の情報が脳裏に過る。
Yorinao「…そうだ…友達だ…」
携帯のロックを開き、ある電話番号へ掛ける。
HUMAN『どうしたんだよ。また親のデモにでも付き合ってるんじゃないか? ロウ』
先程、思い出したNapstatonのラジオに関する情報をくれたネットの友達で、日本人である。
因みに
Yorinao「…予習したいからって断ったんだ…」
HUMAN『マジか。それ、良いな! じゃあ、その予習ついでにあれの工作でもするか?! 俺、完成がすっげー楽しみでさ』
友人のRotundaと一緒にいる時、Swap/MuffetのカフェやNapstatonのラジオを聞く事もそうだが、Yorinaoにとってこの友達と話す事も1つの心の安らぎとなっている。
Yorinao「エム。テレビ通話にする、ちょっと待って」
と、相手のネットの名前を呼ぶYorinao。
HUMAN『よーし、俺も待て。かっこいーエフェクト見つけたから』
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます! 読んでいただき、ありがとうございます! 励みになります! (2023年2月11日 10時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました!こっそり応援してます!! (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月26日 21時