第263話 ページ40
「なんでその握り締めるのやめないんだ…?!」
InK「こういうの塗れば塗るほど良いって話聞いた事…多分ある!」
「たぶ…にしても、限度がある…よなッ?!」
InK「動かないでよー!!」
AはInKが握り潰しているチューブから溢れ出垂れる薬を受け止める為に滑り込む。
CROSS「A?!」
「インク。力加減をどうにかしてくれ…」
DREAM「あははっ」
・・・
ある昼、UnderSwapにて。
新聞紙をポストから取り、家の中へと戻ってきたYorinaoは4つ折りにされた新聞紙を見つめる。
Yorinao「…モンスター…」
その見出しには【デモ団体の過激化!! モンスターは地下へと帰るべき?】という大きく書き出された文字。
HUMAN「
父から声を掛けられ、思わず新聞紙を落とす。
その新聞紙を拾い、一目見るとテーブルの上へと投げ捨てた。
Yorinao「…えっと、今日…その、授業の予習しておきたい…」
HUMAN「そうか。勉強熱心で良いな」
Yorinaoの肩を叩き、背を向け、リビングへと来た母の方へと向く父。
HUMAN「…モンスターの野郎共は?」
HUMAN「呑気に店でも開いてんじゃない」
HUMAN「チッ、今すぐにでも追い出してやりたい…」
Yorinaoの両親は【モンスターは地下に帰れ】と書かれた横断幕を手にするとYorinaoの方へ振り向く。
HUMAN「父さん達は出掛けてくる。何かあれば電話をしてくれ」
Yorinao「うん。いってらっしゃい」
家から出ていく両親に向けて手を振る。
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます! 読んでいただき、ありがとうございます! 励みになります! (2023年2月11日 10時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました!こっそり応援してます!! (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月26日 21時