第256話 ページ33
「そうだ、アリザにホラー。フラウィの言う通りだぞ」
Alizaの両肩に手を置き、目を合わせるA。
HORROR/Flowey「ゴリ押そうとするなよ」
「良い子は真似できそうと思ってもしちゃ駄目なんだ」
HORROR/Papyrus「俺様も作れるのかな」
「禁忌中の禁忌の死者蘇生の次に真似しちゃ駄目だな」
AlizaはAのその言葉に「そんなにしちゃいけないこと…?」と不思議そうに眉を顰める。
「ああ、良い子なら真似しちゃ───」
HORROR「俺は悪い子で良いから、作ってくれよ」
「ホラー、何気に唐突だな」
HORRORは突然、Aの腕を掴むとショートカットをした。
ショートカットをした先はスノーデン。
靴底に雪の感触が伝わる。
「さっきから、どうしたんだ? ホラー」
HORROR「…嫌、何でもないぜ…」
AはHORRORが掴んでいる腕へと目線を向け、その後にHORRORの顔へと移す。
「何もない、というわけではなさそうだが…嫌、何もないをしてるんだよな」
HORROR「…俺は…」
「話したい事があったのか? なら、立ち話じゃなく座れる場所を────」
と、HORRORを連れて歩き出そうとした時にAを掴むHORRORの手の力が強まり、動く事ができなくなったAは振り返った。
HORROR「俺はニンゲンの肉は記憶が正しい限り、食べてない」
HORRORの発言・行動について唐突な事が多くAは困惑をしながらも言葉を返す。
「…ある話ではニンゲンはニンゲンを食べた話がある。…こんなに限界の世界で、ホラー、それにホラーの弟はよくやってるな」
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます! 読んでいただき、ありがとうございます! 励みになります! (2023年2月11日 10時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました!こっそり応援してます!! (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月26日 21時