第249話 ページ25
HORROR/Flowey「そっちはないの?」
「おおっ、友達か?」
目の前の少女に巻き付いている一つ目を持つ花へと目を合わせながら聞く。
Aliza「は、はい…友達、です…」
「そうか。俺の方はないな…」
Aliza「良かった…」
「俺は身の丈は無駄に大きいからな。心配はしなくて良いぞ」
改めてAは腰を屈め、少女に目線を合わせる。
「俺は、A。まあ…その、ニンゲンだな」
怪我がないかを目視で確認する為に、目配せをしつつ確認をしていた時の事。
(見覚えがある…白い腕…)
少女の腕を凝視し、考える。
誰かが‘持っていた’、が
「…すまないな。悪い事を聞くが、お前は…腕を切られたことがあるか?」
Aliza「…あ…あ……」
HORROR/Flowey「A…思い出したぞ! お前、この世界のサン…ああ! もう!…ホラーに何言ったんだよ!!」
聞いたことのある名前が出てきた事にAは驚き、少女の友達である花を見つめ、立ち上がる。
「ホラー…? ここは、ホラーの世界なのか?!」
HORROR/Flowey「そうだよ! アイツ、お前の事を話し始めてから変なんだ!」
「変、何かあったのか?」
HORROR/Flowey「腕。お前も、今話しただろ。嫌、腕の事もそうだけど…」
と、花は少女と目を合わせ、Aにどう話そうかを悩んでいる様子。
HORROR/Flowey「…アリザ、アリザから聞いたけど、お前へのお礼にってアリザの腕を切ったとか」
「…それは、本当か?」
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます! 読んでいただき、ありがとうございます! 励みになります! (2023年2月11日 10時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました!こっそり応援してます!! (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月26日 21時