第247話 ページ23
「ああ。そうなんだよな…それで、ちょっと色々あって落ちてたらここについてたって訳だな」
GenoはAの話を聞きながら、何かを指差した。
指差した先には遺跡の奥の家へと進む為の門と同じ門。
Geno「扉つってたが…ここにあるのはそこにある門だけだぜ…?」
「…あー、なるほどな…牛のぬいぐるみもないし…どう…あー、マジか。これはあるな…」
スカーフの中を探ると、赤い絵の具が入った小瓶を取り出す。
「一か八かで使ってみるか…」
キュッ、ポンッと音を立てて、瓶を開けた。
「あ、インクのポータルみたいなの開いても大丈夫か?」
Geno「…厄介事に巻き込まないでほしいんだけどな…お前さんが困ってるなら仕方がないことだろ?」
「ありがとな。インクが来るかもしれないが、それは」
Geno「お前さんの話でもしといてやるさ」
AはGenoへ「必ずまた来る」と言って、瓶の中身の絵の具を垂らすと飛ぶ。
Geno「また、来る…か。待ってみるか…」
Aが去ったセーブ画面で独り呟く。
・・・
InK「クロス〜!!!」
InKはFRESHと共にCROSS達がいる拠点へと駆け込み、転がる。
CROSS「どうしたんだ、またAUで何かやったのか?」
Murder「守護者が、またやらかしたか…」
と、InK達を笑おうとしたMurderはある事に気付くとInK達を睨んだ。
Murder「お前ら、さっきあのニンゲン連れてったのにどこ行った?」
InK「あの、ね…? 怒らないでも、驚いたりしないで聞いてほしいんだ!」
InKはそう言うと、Aが落ちて行ってしまった一連の流れを話し、CROSS達に協力をしてほしいと話す。
CROSS「何をやってるんだ!!」
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます! 読んでいただき、ありがとうございます! 励みになります! (2023年2月11日 10時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました!こっそり応援してます!! (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月26日 21時