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*5.朝 ページ21



ピピピッ

『___ん、』

ふぁぁあ…

朝だ…

あれっ?ここどこだ?

そこには、見慣れない天井…






・ ・ ・









はっ!そういえば私昨日から働き始めたんだった〜泣

何寝ぼけたこと言ってんだよ〜私


ってこんなことしてる場合じゃないよ

急いで着替え、下へ降りる。

__________________
____________
______

『よしっ、』

ちょうど朝ごはんが出来た頃、ななもりさんが起きてきた。

「おはよ〜」

『おはようございます』

あっ、寝癖ついてる。

ふふ…

『朝ごはん出来ていますので先に食べててください。私は他の皆さんを起こしてきますので』

「は〜い」









まずは手前のころんさんの部屋から

コンコン

『失礼します』

『ころんさん起きてください。朝ですよ』

「」

起きない。

『ころんさーん!起きてくださーい』

「」

ダメだ、起きない。

『ころんさーん!』と体を揺すっても反応なし。








よしっ、次だー









次はお隣のりいぬさん。

コンコン

『失礼します』

『りいぬさん朝ですよ。起きてください』

すると、むくっと起き上がったりいぬさん。

そして何故か両手を広げている。

『あの…?』

「ぎゅー…」

『“ぎゅー”ですか?』

コクンと頷く。

「ぎゅーしてくれないと、や」

仕方なく私はりいぬさんにぎゅーした。

「えへへ、おはよ〜家政婦さん」









続いて、そのお隣のるぅとさん。

コンコン

『失礼しま・・・』

「あっ、おはようございます」

『えっ、あ、おはようございます…』

もう起きてた。

「どうかしましたか?」

『いえっ!朝ごはん出来ていますので…』

「ありがとうございます」

ニコッと微笑む、るぅとさん。

朝からその笑顔は、ツライです。(色々な意味で)









続いては、私の中で一番起こしに行きたくない人・・・

さとみさん、です。


あの人何してくるか分からないし、普通に怖いんですけど、

コンコン

『失礼します…』

『さとみさん朝です。起きてください』

「」

『さとみ、うわぁっ…』

手首を掴まれ、あっという間にベッドの中に

『あのっ、さとみさん…』

「ん?」

『離して…ください』

「じゃあ…」

“じゃあ”ってなに、交換条件なの?

「敬語やめてよ」

『へ?』

予想していたことよりも斜め上をいくことを言われつい、間抜けな声が出た。

「えっなに、なんだと思ったの?」

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作者名:のような | 作成日時:2019年7月31日 17時

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