* ページ10
・
ふぁぁあ
眠い…
もうかれこれ一時間ほど経っている気がするけど…気のせいだよ、ね!
まだ、10分くらいしか…
うん、そうだよ。そうでも思わないと、私このまま寝ちゃうんじゃないかなと思う。
なんて思いながら横目でりいぬさんを見る。
りいぬさん、すごい一生懸命考えてくださっている
眠いなんて言えない…況してや、帰りたいなんて
『私、お皿洗いしますね』
な「えっ!いいよいいよ」
『いや、やらせてください』
なんかしなきゃ、このままだと本当に寝てしまう
___________
_______
____
はぁー…なんか疲れたな
いつも以上に疲れた気がする
私、これからやっていけるのかな…
不安だ。
あー、どうしよう…
ふと、時計を見る
23時48分…
・・・えっ⁉もうこんな時間
てかもうすぐ0時じゃん
急いで洗いものを終わらせ、荷物をまとめる
ジ「家政婦さんなにしとるん?」
『え?なにって帰る支度ですけど』
こ「え⁉もう帰っちゃうの?」
『もうって、もう0時ですから』
さ「えー、まだ0時じゃ〜ん。もうちょい居なよ〜」
『いえ、そういうわけには…』
な「ハイハイ、家政婦さんのこと困らせないの」
ななもりさんが助けにきてくれる。
り「そうだよ!」
えっ、りいぬさんも・・・?
り「俺、まだ当ててないし…!」
じゃなかった…そっちかー…
さ「そうだよー、俺たちも教えてもらってないし」
『にじゅう「ああー!ダメ!絶対にダメ‼」じゃあ、明日絶対に聞かせて下さい』
り「うん…」
『絶対に、ですよ?』
り「うん!」
『あっ、すみません…つい』
自分が無意識のうちにりいぬさんの頭を撫でていたことに気づき、慌てて手を引っ込める
『では…私はこれで』
な「あ、俺送ってくよ」
『いえ、そんな大丈夫ですよ』
な「だーめ、こんな夜遅くに女の子1人で歩いてたら危ないから」
___________
_______
____
「ごめんね〜、今日」
『いえ…楽しかったですよ』
「ホント?うるさいでしょ」
『まあ…』
それは、否定できかねない…
『ここで、大丈夫です。今日はありがとうございました!』
「いえいえ!」
『いや、本当にご飯まで…ありがとうございます。では、また明日』
「うん!じゃあね〜!」
と、大きく手を振ってくれる。
それに応えて、私は軽く会釈して別れた。
81人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のような | 作成日時:2019年7月31日 17時