【UT+AU】神風の行進曲

36.輝き ページ43

「ラジスの意思は…決意は俺が継ぎ、お前を倒す！！」

ナイトメアがそう言ったとき、外からの光が赤から少しずつ青白くなりだした。
ベリーは城の外を見て驚いた。

ベリー「あんなに赤かった満月が青白くなりだしたぞ！」
ハニー「コイツとルリカの力なのか…！」


クレム「おのれっ！もう一度食い殺してやる！！！」

クレムバレツは物凄い勢いでナイトメアに襲い掛かろうとした。


バキバキバキ！！


クレム「なっ…なにぃぃぃ！！？」

なんと月の光が当たってクレムバレツの両手が結晶化しだしたのだ！

nightmare「この月の光は太陽と同じだ。お前は闇そのもの。光に弱い。」

それを聞いたサンズ達がガスターブラスターを召喚した。

ロード「考えていることは…」
ワイン「同じと言う訳なのだな。」
クレム「……！！」

クレムバレツは何をする気か分かり逃げようとした。しかし、背中にドスリとした感覚が襲いかかり、体が動かなくなる。クレムバレツの背中には青いナイフが。

ssキャラ「逃がさないよ…」

クレム「貴様らぁぁ…！」




nightmare「ドリーム！！」
dream「うんっ！」

ナイトメアが弓矢を召喚するとドリームも隣で同じ様に弓矢を召喚した。


そして複数のガスターブラスターによって城の天井が打ち砕かれる。
クレムバレツは月の光を浴びて全身が結晶化しだす。

クレム「お、おのれ…おのれおのれぇぇぇぇぇえ！！！！」

そして完全に結晶となってしまった。

nightmare「あばよ、クレムバレツ…呆気ない死に方をすることを受け入れな。」

ナイトメアとドリームが矢を同時に放つ。二本の光の矢は一つに合わさってクレムバレツの胸を貫いた。

ピシッ……バキ…バキバキ…

全身に皹が走り、そしてついに…


バキン！！！


クレムバレツは粉々に砕け散った。
その砕け散った欠片は全て光の玉になって何処かへ飛んでいく。



次の瞬間、クレムバレツの居たところから全てがまばゆい光にが放たれた。

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