32.暗闇 ページ39
『……あー、いったー…』
ルリカは気が付くとそこは先程の城ではなく、真っ暗で何もない暗闇の世界にいた。
『…クレムバレツに食べられたのかな?』
じっとしていても結局意味はないのでとりあえず今立っている場所から前に進むことにした。
・・・・
クレム「オォォォ……」
クレムバレツは大きく口を開けてルリカからSOULを吸収してしまった。
ベリー「やめろっ!ルリカに何するんだ!!」
他の皆はあの時、ホーミングレーザーを喰らう寸前にルリカがSOULを突き放した為、掠り傷程度で助かり無事だった。しかし、もろにレーザーを浴びたルリカは上半身半分が消滅してしまい白いノイズのようなモノがかかりだしていた。
クレム「不味いが力がみなぎってくるぞ…。素晴らしい!とても凄まじい力だ!!」
クレムバレツの姿は人間でもモンスターでもない形に変化しだした。全身が黒いドロドロとした液体に包まれ溢れかえり、人間の形をしているが手足や頭からはアズゴア王を思わせる角が生えていた。
SOULを失ったルリカは只の骸となり、サンズ達の方へ投げ捨てられてしまった。
マスタード「ルリカ!しっかりしろ!!こんなところで終わっていいのか!?」
ベリー「そうだぞルリカ!!目を覚ましてくれっ!」
ズニキ「…ルリカ」
・・・・
『…これで、15284歩目っと。』
歩けど歩けど暗闇。ルリカはそれでも歩き続けた。
するとその先に誰かがいる気配を感じ取った。
『おっ、私以外にもいるのかな?良かった〜ぼっちは悲しいもんね。』
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もものす(プロフ) - ソウルジェムってみた時にまどマギだと錯覚してしまった私は重症((( (2020年1月3日 21時) (レス) id: 7ecc545104 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - Kuroha*969さん» マジですよぉぉぉ!! (2019年3月31日 21時) (レス) id: d446a01253 (このIDを非表示/違反報告)
Kuroha*969 - まじかぁぁぁっ!? (2019年3月31日 21時) (レス) id: c1b3ac2201 (このIDを非表示/違反報告)
Kuroha*969 - ゆぎーさん» 別の機器から。新しいの楽しみにしてます! (2019年3月9日 19時) (レス) id: 7a28973cff (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - Kuroha*969さん» うおおぉぉ!?まさかのコメント!!続編は……此方の小説は…う、打ち切りとなってしまいました!!申し訳ありません!!!! (2019年3月9日 18時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆぎー | 作成日時:2018年6月1日 23時