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｢あ、しんちゃーん！高尾くん！｣
｢朝からうるさいのだよ。｣
｢朝から一緒に言い合いしてた人に言われたくない。｣
｢リアカーうるさかったもんな〜、ちょっとは俺を敬ってよ真ちゃん〜〜〜｣
｢人事を尽くさないで負ける方が悪い。｣
｢それ敬えてないから！！！貶してるから！！！｣
この2人はいつ見ても面白い。いいコンビになりそうだなぁ、と思いながら見ていた。
私はバスケ部に何ができるのかな。メンバーではないけれど、マネージャーとして、みんなのために出来ることがあれば何でもしてあげたい。そう思えた。
｢あ、私委員会行かなきゃ、｣
｢あ、俺もだわ。｣
じゃあ私たち行ってくるね、と、ももちんとしんちゃんにいい2人で委員が集まってる場所に行った。
｢おせぇぞお前ら、潰すぞ！｣
｢宮地さん許してください！！！(泣)｣
｢宮地さん…ごめんなさい…｣
ちょっとふざける高尾くんに変わり、ちゃんと謝った。宮地さんは優しいからちゃんと謝ったら許してくれる。
｢Aは許すわ。高尾、お前は轢く。｣
｢ちょっと！！！？｣
｢ふふ、やった！流石宮地さん！｣
｢っるせ。｣
宮地さんはツンデレなんですか？？(？)
怖い顔をしているが本当はとっても優しい宮地さんを私は尊敬している。この人はきっと努力の天才なのだろう。
｢っ………なんだよ…｣
高尾くんの呟きは私には届かなかった。
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作者名：なの | 作成日時：2021年4月5日 0時
