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?「いろは?入るよ?」

私の返事も聞かずお構い無しに入ってくる。

ほんと昔のまま。




?「起きてたのかい?返事くらいしてくれよ。
心配したんだよ?笑」


どうして?どうしてあなたがここにいるの、、?



『す、、ぐる、、?』






私の会いたくてたまらなかった人。


私の数少ない友達の中で死んでしまった人。


寂しかった。ずっと夢に見てた。


こんなこと考えていると私の視界はどんどん
ボヤけてきた。



傑「ほんと君は朝が不得意なんだから」


私を昔からずっと起こしてくれた声。


『傑、、、』



傑「え、?どうしたんだい?」


私は傑の元へ走っていき思わず抱きついた。


傑「お、ちょ、ほんとにどうしたんだい?
怖い夢でもみたのかい?」


『バカッ。うるさい。黙れ。』




幻なんかじゃない。本物だ。


傑「えぇ…?」


そう言いながらも泣いてる私の頭にそっと手を置いて
撫でてくれる傑。




それはとても暖かくて、心地よかった。

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作者名:い・ろ・は・す | 作成日時:2023年7月30日 0時

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