薔薇が血で染まっていく__。 (ページ12)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:539 hit

-12- ページ12

.

『実は....』

私は泣きながら、

両親の事、働いてる理由、傷の理由を話した。

JW「言ってくれてありがとう。怖いよな....

　さっきは、ごめん。ちょっとイラッとしたんだ。」

『なんか...嫌だった？』

JW「俺は...Aと一緒のクラスが...良かったから」

耳が真っ赤になるジョンウォン

『はははっ笑笑』

JW「何がおかしい！！！」

『いや？私も一緒じゃなくて悲しかった....』

JW「ふーん....」

すごくド○○キする.....

なんなんだろう...これ...

JW「じゃあ、授業戻るね。また夜。」

『うん、ありがとう』

.

.

いつものように出勤して

嫌になる接待を繰り返して

ため息をつきながら店の外へ出る。

もちろん

その時ジョンウォンも店の外に出てくる。

裏路地から出たところで

いつものようにジョンウォンは振り向いて

JW「送ってく...」

『ありがと、』

家に着くと

JW「じゃ、学校で。」

ジョンウォンは手を振って来た道を戻ろうとする

『待って.....』

気づくとジョンウォンの服の裾を掴んでいた

ジョンウォンは驚いた顔で

JW「え....」

『まだ....一緒にいてほしい...』

ジョンウォンは、はぁー、と小さな溜息をつくと

私の腕を引き寄せて、私の耳にちゅ、とキスをした。

JW「そんなこと...他の男にも言ってるの？」

私はジョンウォンがした事に驚いて

胸の鼓動が鳴り止まなかった。

『....してない。』

JW「うそつき」

そう言うと、私を掴んでいた手は離れ

行ってしまった。

私.....ジョンウォンの事....

“好き” なの？

.