薔薇が血で染まっていく__。 (ページ13)

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「Aおはよ」

『おはよ〜！』

「あっ髪の毛にゴミがっ！」

クラスメートの男はAの髪に触れようとした

JW「なにしてんの？」

ぱっと後ろから現れて男の手を掴む

「べ....別に.....」

そう言うと男はそそくさと行ってしまった

そうするとジョンウォンはさっとゴミを取ってくれた

『ありがと....』

JW「あまり男と近距離で話すのやめれば？」

『嫉妬してたりして〜〜笑』

JW「仕事がバレないか心配なだけ....。」

『しっ！！！！ちょっと。』

ジョンウォンは

プイッと窓の外を向いてしまった

嫉妬なんて言っちゃって恥ずかしい。

そんなわけないと分かってるけど

してほしかったなとか少し思ってしまう自分がいる。

髪の毛に手が触れただけでも

こんなにド○○キしてしまうんだから。

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帰りのチャイムと共に

うるさくなる教室

いつもより騒がしいと感じたその時

「一年のあの子じゃん...」

「ニキだよニキ！！！」

「背、高.....」

ＮＫ「ヌナ？」

『えっ？あっ、ニキ！』

ぼーっとしていたらニキが私の顔を覗き込んでいた

『どうしたの、？』

ＮＫ「一緒に帰ろうと思って。」

『ああ、うん！帰ろう？』

2人で歩きながら、

今まで会っていなかった間の話をあれこれと話していた。

ＮＫ「ヌナ......ずっと会いたかった....」

ニキはボソッと呟く

『えっ？ごめん聞こえなかった...』

ＮＫ「いや！なにも？」

なんだろ、？まあいっか。

『それにしても、ニキがこんなに大きくなるなんて。』

ＮＫ「全員小さく見えるよ」

『....馬鹿にされた気分。笑』

はははっとお互いに笑い合った。

久しぶりだな、こんなに笑ったの。

いつぶりだろう。

ニキとは両親を亡くして以来だ。

小学生ぐらいだったかな、？

毎日一緒に遊んで、毎日笑わしてくれた。

ＮＫ「でも、ヌナ、今はなんだか....苦しそう」

なんで、わかるの？

ＮＫ「何があったのかは知ってる。だから頼ってほしい」

『ありがと〜〜！』

話を逸らしたかったのか、

ニキの頭をクシャッと撫でる。

ニキはパッとその手を掴んで

ＮＫ「俺もう、ヌナが思ってるような子供じゃないよ」

ドキ.....

『じゃっじゃあここ家だから...』

逃げるようにして駆け込んだ

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