男だとか聞いてねぇ【文豪ストレイドッグス】 【中原中也】

聞いてねぇ3 ページ4

中原中也side




A「ねぇ、中也くん、君の異能なら浮くなりなんなりで最上階まで一気に行けたんじゃないの？」

中原「あ？このくらいでへばんじゃねぇよ。」


へばって無いもんという声を無視してドアを蹴破る。



すると俺に複数の銃弾が飛んでくる。



しかしそこで銃弾は止まってしまう。


そして床に落ちる。



また叫び声と銃声が響く。






ほぼ片付いた頃



A「う"ぁ……」


俺「A！」



Aは敵組織のボスに腕を捕まれて銃をこめかみに突きつけられている。




ボス「ははっ、こんな娘一人で立ち向かわれるとはなぁ！」


A「ちゅ……やぁ……」



涙目で此方をみてくるA。


Aは俺に何かねだるとき、そういう顔で、中也と呼んでくるのだ。


俺「A……




演技もそろそろにしろ。」



と、言うとニヤリと笑うAは




敵組織ボスの首を蹴り飛ばす。





A「異能を使うまでもない組織だね。


あ、一回使っちゃった。」



黒服「園川さん容赦ねぇな。」

黒服2「俺好きなんだけど」


俺「手前らなに言ってんだ。」


え？とアホ面の黒服たちに言う。


俺「あいつ男だぞ。」




そう、これは可愛らしい容姿の男のAに

ひたすらからかわれる俺の話だ。

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