俺の部下は男性恐怖症【文豪ストレイドッグス】

ケモ耳2 ページ9

Aside



ある日、起きるといわゆるケモ耳か生えていた。


これは中原幹部に見つかるとまずいと思いフードつきパーカーで隠しながら尾崎幹部のところへ走る。


私「お、尾崎幹部っ！」


と中に入ると私を見たのは尾崎幹部だけではなかった。


なんと首領とエリス嬢まで中でお茶を飲んでいらしたのだ。


エリス「A……どうかしたの？顔色が悪い。」


これはバレたらまずい……


私「あ、やっぱりあとで……し、失礼しました！」



踵を返すと勢いでフードが脱げてしまう。



私「っ！」


恐る恐る振り返ると目を見開き驚きを隠し切れていない首領と尾崎幹部がいた。


唯一エリス嬢が目を輝かせていた。


エリス「すごいわ！それ触りたい！」

と、そんな空間を切る愛らしい声を合図に、尾崎幹部も寄ってくる。


尾崎「愛いのう愛いのう！私のAは可愛らしいのう！」


私「え、あ、やめてくださ、……首領助けてくださいぃぃ！！」

首領「ちょっと待って！このアングルいいね……エリスちゃん、ちょっと目線お願い！」

と、目を輝かせているエリス嬢を撮るのに必死な首領は助けてくれなかった。




そんなとき、落ち着けと言うようにｺﾝｺﾝ、とドアが鳴る。


中原「首領、中にいらっしゃいますか？」

首領「おやおや……彼氏のご登場だ。


いいよ、入りたまえ。」


私がフードに手をかけようとするも間に合わず、中原幹部が中に入ってくる。


いつの間にか離れた尾崎幹部とエリス嬢は何事も無かったかのようにお茶を飲んでいらした。

中原「失礼します。……てA！？どうした手前！」

首領「まあまあ中原君。今来たのは先日の報告だろう？」


中原「は、はい。そうです……。」


報告している間、中原幹部はこちらが気になって仕方がないような様子だった。


中原「失礼しました。



で、



Aは一緒に来るよな？」




私「……はい。」









ーーーーーーーーーーー


中原)黒九尾さん、今回リクエストありがとな。ケモ耳のAかなり良かった。
またリクエストしてくれよな。

服→←ケモ耳

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す