姐さんの部下8 ページ9
目の前を去る太宰とAに呆然としながら、俺はあることを思いだした。
太宰治の幹部補佐を見たことがないことに。
会議にもろくに出席せず、仕事も自室にこもってやっていたとか。
しかし仕事の腕前は完璧で、暴力よりも知識に長けていたらしい。
そんな幹部補佐は、齢14の少女だということを。
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Aside
太宰「久しぶりだなぁ。このAを見るのは。」
私は今、壁に繋がれた手枷をはめられ、壁にもたれかかっている。
なぜか目隠しをされている。
私「だざ……か…………んぶ」
私からは、そんな情けない声しか出てこない。
でも太宰元幹部はなんだい？と優しく応答してくれる。
私「こ、これ、取って下さいませんか？」
太宰「苦しいかい？」
私「は、はい。」
そうかい。とだけいい、目隠しを取ってくれた。
太宰「あと私はあのときの私じゃないからね。幹部はいらないよ。」
私「は、はい。でも、どうして今更私を……？」
すると太宰さんは私の手枷をとり、自分の隣に座る。
太宰「予感がしたんだ。私の可愛い可愛いAが、中也と関わり始めたのではないかとね。」
すると立ち上がり太宰さんは上から私を見下ろす。
頬にそっと触れ、可愛いよと呟く。
太宰「あ、そうだねぇ。中也の気持ち悪い匂いがついてるし、お風呂に入っておいで。着替えも下着もあるよ。」
お風呂に入ると温度も私の肌を気遣った温度で、下着も着替えもサイズぴったりだった。
着替えは薄いピンクのはいったロングのワンピースのようなパジャマだった。
見覚えのある。昔のままの。
太宰さんは私を見るなり腕を引き、抱き締める。
太宰「ああ、可愛いよA。中也にも、世界中のだれにも君を渡したくない。離したくない。これからずっとここで、二人で愛し合おう。」
A「は…………はい。」
声も
唇も
腕も
指も
全ての震えが止まらない。
この恐怖は知っている。
ずっと前から。
太宰「そうと決まれば、やってくれるよね？君から。」
A「…………ん」
何度も教えられた、キスのやり方。
舌を入れることには抵抗があり、すぐ離す。
太宰「それだけかい……？下手くそになってるね。今日は特別、優しく教えてあげよう。」
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紅月ミレー - 夢主ちゃんと鏡花ちゃん想いの紅葉さんとドＳ中也様とヤンデレ太宰治様と森さんとエリスちゃん、滅茶苦茶最高です(〃・ω・〃) (2022年3月4日 15時) (携帯から) (
レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 麗さん» あーヤンキー……マフィアですからね（（（ 恐喝……マフィアですから（（（（ ご指摘のコメントありがとうございます！直しておきます。まだ読んでくださる方がいらっしゃるとは！あ、文才は……手持ちがすくないですwwww (2018年8月1日 19時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 文才を分けてほしい…。ただ、関西人からすると31ページの「顔上げろや」は「や」を取った方がいいように思われます。なんかヤンキーが恐喝してるみたいでムード壊れる…。これからも頑張って下さい！ (2018年8月1日 18時) (レス) id: 2019ed93ac (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 低浮上気味イチさん» コメント&リクエストありがとうございます！喜んで書かせていただきます！ (2018年6月17日 18時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
低浮上気味イチ(プロフ) - この作品すごく面白いです！文才分けてくだs((更新頑張ってください！それからリクエストなんですが…ポートマヒィアでプールとか、お出かけお願いします！いきなりですみません 土下座、 (2018年6月17日 7時) (レス) id: 1e84f774a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コバやん | 作成日時：2018年5月22日 22時
