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嫌な気持ち ページ20

侑side

その後、教室に行くと早速キーホルダーを自分の鞄に着けたA。



侑「…それ、そんな気に入ったん?」

貴「うん!ほんと可愛い!」

侑「ふぅん」





俺のあげたキーホルダーをニコニコと見つめるもんやから、都合のいい勘違いをしてしまいそうや。







貴「ね!動物園楽しかった?」

侑「ん?ああ、楽しかったで〜」

貴「侑は何の動物が1番好き?」

侑「悩むなぁ。…あ、狐?」

貴「へぇ。なんで?」

侑「ほら、俺ら稲荷崎やし、いなり言うたら狐やんか〜!」

貴「そんな理由?可愛いからとかじゃなくて?」

侑「狐ってかわええか?」

貴「動物は基本みんな可愛いの!」

侑「そうえばな、なんかなぁスナにめっちゃ似とる狐おってな」

貴「角名くん??」

侑「そーそー!目付きわっるい感じがほんまにそっくりで」





朝のホームルームが始まるまでこんな他愛もない話をして、1時間目の授業が始まろうとしている。




貴「あ、今日バレー部顔出すね!スポドリ作りに」

侑「スポドリ?俺ら自分でやるけど」

貴「治くんにレモンのはちみつ漬けのやつ頼まれてて」

侑「あいつ…」





サムはAをこき使いすぎなんよな。
いくらAが優しいからってそんな何でもかんでも頼むの良くないやろ。




侑「あのなぁA。嫌やったら断ってもええんやで?」

貴「ん?ああ、いや今回は私が悪いって言うか」

侑「なんや言うてみぃ。俺からあいつに口聞いたるから」

貴「…いや、気持ちは嬉しいんだけど…絶対イエナイデス」








なんや俺は知らない、Aとサムの秘密って事かいな。


最近こんなちっさい事でいちいちモヤモヤすんのや。

嫌やなぁ。

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作者名:七城 | 作成日時:2020年3月6日 15時

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