昼めし ページ2
侑「サム〜!あれ?サムは?」
角「そこにいる」
ツムが来たのと逆のドアから出ようとおもたのにバラされてしもた。
侑「どこ行くん?」
治「笹原んとこ。」
侑「ん?うちのクラスの笹原Aか?」
治「…お前には教えん。」
侑「なんでやねんっ!?」
ツムに教えたら絶対ついてくるに決まっとる。
今までツムにはいろんなことやられて、許さへんゆうて結局なんとなく許してたかもしれんけど、今回ばかりは譲らんで。
笹原の教室に向かう途中、
「きゃー!治くんや!やば!!」
「侑くん一緒やないの珍しくない?」
何がやばいのかもわからんし、
ツムと一緒におらん時なんて珍しくもないわ。
と、冷めた気持ちになったがあいつのクラスに着いたら楽しみな気持ちのほうが大っきくなってドアの近くにいた女子に声をかけた。
治「笹原A呼んでくれへん?」
「う、うん!」
話しかけた女子は顔を赤くしながら俺の求めるその子を呼んだ。
その子が俺に気づきこちらに向かってくる。
貴「ほんとに来ると思わなかった。」
治「来るに決まっとるやろ。はよその弁当よこし」
貴「はい、どうぞ」
治「ん、うまそうな匂いするわ」
貴「冷めても美味しく食べられるのにしたつもり。じゃ、放課後にでもお弁当箱返してね」
治「一緒に食わへんの?」
貴「………」
え?逆に一緒に食べるの??って顔しとる。
わかりやすいのが面白くてにやけてしまう。
「とりあえず、移動しよか」
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作者名:七城 | 作成日時:2020年3月6日 15時