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Soya
作「おー、ガリさんおはよ」
猪「おはよ。てかまた朝からやったの?」
作「黒高の奴らだよ。ただ売られたから買っただけ」
猪「ふーん」
俺の日常はほぼ毎日怪我した仲間を見て始まる。
学校へ行く時も着いた後も、見るのは怪我をした仲間だけ。
この青葉高校はずっと昔から男子校で、不良の通う高校だ。
不良って言っても、学校ではそんな暴れないし、外で他校の奴らとちょっと喧嘩するくらい。
ま、一般人から見ればちょっとじゃないのかもしれないけれど。
作「今日も1人?」
猪「当たり前だろ」
作「3人で登校ぐらいすればいいのに」
猪「俺がいたらあの2人が変に狙われるだろ。特にAなんて女なんだから」
作「まぁそれもそうだね」
猪「……ちょっと寝るから」
作ちゃんにそう声をかけて俺は机に顔を伏せる。
入学当時は毎日途中まで3人で登校していたけど、2年に上がって俺が他校の奴らと毎日のように喧嘩をするようになってからは1人で登校することが多くなった。
理由は簡単。
2人を変に巻き込むと思ったから。
これは俺のやってる事だから2人を巻き込みたくはない。
特に、特別な存在のAには。
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Rin(プロフ) - えむちゃんさん» コメントありがとうございます!これからも楽しみにしていてくさだい! (2022年5月1日 23時) (レス) id: b91e24b9f1 (このIDを非表示/違反報告)
えむちゃん(プロフ) - 続きとても気になります♪♪那須くんとの絡みたくさん楽しみにしてます(*^^*)更新頑張ってください! (2022年4月26日 12時) (レス) @page14 id: f39b1306e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin | 作成日時:2022年3月17日 13時