お仕置15回目 ページ16
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泉「ほんっとキレイな顔してるよね」
朝 いつも通り絡んできた泉を
スルーし続けていたら教室までついてきて
作業している僕を見つめこの一言
『君に言われると嫌味に聞こえるね』
泉「素直に受け取りなよねぇ」
『はいはい、ありがとう』
"チョ〜うざぁい"と力なく言う彼は
飽きもせずまた僕を見つめる
泉「なんでアイドル科じゃないの？」
『アイドルになろうと思わないから』
簡単なことだ
アイドルになる気がないから
それだけ
高峯くんのように間違えて入ったとしても
僕は彼のように頑張ろうとは思わない
すぐに転校手続きをするだろう
ある程度の自由がきく成績は保っている
泉「モデルとかもしないわけ？」
『しないよ。今は君たちのことで忙しいし』
泉「ふ〜ん…」
さっきの返答が良かったのか
気分を良くしている
早くチャイムが鳴ってほしいけど
いつもより早く来たせいでそれは叶わない
僕たち以外いない教室は
やけに静かでいつもの騒がしさとは程遠かった
泉「雫、唇ちょっと乾燥してる。
リップクリーム貸そっか？」
『自分の物があるから大丈夫』
泉「じゃあ俺が塗ってあげる」
ポケットから取り出したリップクリームは
いつの間にか泉の手にあった
『まさかとは思うけどキスなんてしないでよね』
泉「するけど？」
いっそ清々しいよ
泉「俺のリップを塗られるか
俺にリップを塗られるか、選ばせてあげる」
『どっちもお断りだよ』
泉「じゃあ俺のリップ塗ってあげる」
嬉嬉として自分のリップを手に近付いてくる泉
まだ塗られるだけの方がマシだ
『分かった。僕のやつで塗ってくれる？』
泉「いいよぉ〜♪」
不安しかないと思いながら
少し上を向いて目を閉じる
泉「…っ！」
暫くすると少しひんやりとした感覚が唇に訪れた
丁寧に優しく塗られていくそれはやがて離れていった
泉「…できたよ」
『ありがとう』
泉「じゃあ最後の仕上げねぇ♪」
そっと唇が触れた
『…少し取れたんだけど』
泉「何回でも塗ってあげる」
また唇が重なった
┈┈┈┈┈┈┈┈
藍@しぅ?さんリクエスト
〔泉とイチャイチャ〕でした！
ありがとうございました(*^^*)
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黒百合紫那(プロフ) - 全然オーケーですわ (2021年11月29日 0時) (
レス) @page18 id: f7b48c76f8 (このIDを非表示/違反報告)
杜樹(プロフ) - 彩葉さん» こちらこそ閲覧、ご意見ありがとうございます(*^^*) (2021年3月12日 15時) (レス) id: a25f5432e5 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉(プロフ) - 説明ありがとうございます！私は全然大丈夫です！ (2021年3月11日 21時) (レス) id: 729fa1c221 (このIDを非表示/違反報告)
暇だと思ってるマン(プロフ) - 杜樹さん» なるほど！説明ありがとうございます！ (2021年3月11日 18時) (レス) id: 31b607a5e1 (このIDを非表示/違反報告)
杜樹(プロフ) - 暇だと思ってるマンさん» 早速のコメントありがとうございます！推しが下は地雷、という方もいらっしゃると思うので過度な表現の場合はリクエスト制にしようと思っています。 (2021年3月11日 18時) (レス) id: a25f5432e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜樹 | 作成日時：2020年4月15日 8時
