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エレンとミカサを合わせて、３人なら何とか行けるかもしれない。
だが、この人数はさすがにーー
「やっぱり、Aたちにお願いして、見学するのが一番じゃないのかな？」
「うん、その通りだね」
まるで全て見越しているかのような声に、妙な違和感を覚える。
「ーーーーって、A？？？！？！」
そこには、噂の張本人であるAの姿があった
「エレンの慌ただしい姿を見かけたから、何事かと思ってきてみたら、まさかこんな大所帯で隠れて壁の外に向おうとしてるなんてね」
Aは笑っているが、声がいつもよりワントーン低い。
「あ、あのね、Aこれは……！！」
「訓練の見学でも考えていたんだろう」
「う、うん……」
「あ、あれが白い妖精か……？」
「私、初めてみました」
「本当に真っ白だな……」
「変にこそこそされても気が散ってしまう」
Aはやれやれとお手上げのポーズをしてから
「来るものは馬の準備をしなさい。 もう5分後には出発します」
そういって、踵を返していった。
「……怒ってた」
「うん、怒ってたな」
「……Aは怒らせちゃいけない」
普段どれだけ優しいかを知っているからこそ、豹変ぶりに恐れ慄く３人に見つめられながらーーーー
「ーーなんだ今日は遠足か？」
「若い兵士が成長に向けて見学したいと言っているんです。 いいではないですか」
準備を整えたリヴァイ班、そして１０４期兵は馬に乗り、壁外を目指すため門に集まっていた。
最初こそAの後ろの兵士たちに驚くが、“Aが連れてきた“のだ。
誰も何も言わなかった。
「えらい信頼されてるんだな」
「そりゃあ兵長のお気に入りなんて言われてるくらいだからな、誰も反論できねぇんじゃねぇか？」
ジャンとコニーの言葉に、アルミンが否定する
「そんなんじゃないよ」
そう、あれはそんな立場とかの話ではない
「お前らもわかるよ、Aの戦いをみたらーー」
エレンの静かな言葉に、その場の全員が喋るのを止める
そしてリヴァイの合図によって、門が開かれたーーーー。
続く (更新停止中)
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名無し(プロフ) - るあさん» るあ様、何度もコメントありがとうございます。今後の展開も読者の方々に楽しんでいただけるよう、尽力していきますので、ぜひ更新を待っていていただけると幸いです。これからもこれからもよろしくお願いいたします！ (2021年2月14日 0時) (
レス) id: 474eb6e340 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - チョコレートさん» コメントありがとうございます。今後も不定期の更新になりますが、最後まで楽しんでいただけるよういただけるよう精進して参ります。どうか温かい目で更新をお待ちいただけると幸いです。 (2021年2月14日 0時) (レス) id: 474eb6e340 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 続編おめでとうございます！リヴァイとのお出掛けも存分に妄想を楽しめました(照れ)これからの展開にワクワクです！ (2021年2月11日 19時) (レス) id: 5477b9cc7a (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2021年2月11日 15時) (レス) id: c173f50722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2021年2月10日 19時
