エリジャ様 ページ7
「な、いつまで俺ら、こうしていられると思う？」
そういう彼の名は若武和臣。
今は、夏休み真っ只中でおばあちゃんの家に遊びに来ています。
田舎は自然を一番感じれることができるところで、毎日が楽しい。
と言っても、そのことを教えてくれたのは同じくおばあちゃんの家に遊びに来た、私のおばあちゃんの家の隣のおばあちゃんの孫の和臣君なのだけれども。
今は野原に2人で寝転がって夜空を見ています。
「うーん。いつまでだろうね。」
和臣君と居る時間は、正直とても楽しい。ずっと遊んでいたいくらいだ。
「お前さ、スマホ持ってる？」
「うん。持ってるよ。」
「ならさ、L○NEID教えて。」
「うん。」
「必ず1日1回は連絡しろよ。」
「はいはい。」
「俺のこと忘れんなよ。」
「はいはい。」
なぜこんなことを言うのかというと、彼は明日帰ってしまうからだ。
「俺のことだけ考えろよ。」
「はいは....ってふざけるな！」
そう言って私は彼を小突く。彼は笑いが止まらないらしく、腹を抱えて笑っている。
「あ、もう12時。」
「そっか。」
そんな悲しい顔をしないで。そう言いたかったけれど彼に気味が悪いと思われるからやめておいた。
「じゃ、また来年な！」
「うん！」
そう言って私達は別れを告げた。後ろを振り向きたくなったけれど、頑張って堪えた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新学期。頑張るぞと思い、職員室に入った。そう、私は転校生なのだ。
親の仕事の都合で、ね。
担任の先生にご挨拶をして、教室に連れて行ってもらう。
みんなが私に注目するから、少し緊張するけれど、頑張って自己紹介をしようとしたそのとき。
ある生徒と目が合った。
「和臣........。」
「エリジャ......。」
この後どうなったかは、誰も知らない。
オマケ
若武おいっ!どういうことだよこれは!!!！！！
エリジャこっちが聞きたいわ。
「おいそこ、若武！エリジャ！授業後職員室来なさい！！！！！」
すいません。
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ooooooooo - 続き待ってます！ (2022年3月1日 16時) (
レス) @page11 id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
風の花 - めっちゃくちゃおもしろいです！！更新頑張ってください。応援してます♪ (2018年10月8日 0時) (レス) id: 604cc549cb (このIDを非表示/違反報告)
夢美 - 更新頑張ってください！！早く続きが読みたいです！！まってます！ (2018年1月4日 11時) (レス) id: 13f9ce1af6 (このIDを非表示/違反報告)
月読命 - 更新頑張ってください！ (2017年9月17日 18時) (レス) id: b068affacc (このIDを非表示/違反報告)
cappuccino(プロフ) - りーさん» ご心配お掛けしました〜！これから通常通り更新していく予定です！∩^ω^∩ (2017年8月2日 19時) (レス) id: 75722172a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：領域外のありす(元、cappuccino) | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年5月13日 23時
