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北山side
Aと藤ヶ谷が幼馴染
たったこれだけの事実に気持ちがもやもやする
パーティーで皐月の姿を初めて目にしたAは、今にも泣きそうな表情だった
本当はすぐにでも連絡したかったのに、勇気が出なかった
そしてそのまま、出勤となってしまった
オフィスの入口では藤ヶ谷がAを呼んでいて、そのままどこかへ二人は消えていった
立て続けに、なぜか玉森もいなくなる
俺の知らない場所で、何かが起きている
Aが玉森や藤ヶ谷に揺らいでんじゃねぇか、って考えると、怖くなる
自分には嫁がいる分際で、結局はあいつを失うのが怖いんだ
戻ってきたら戻ってきたで、玉森はAにウザ絡みをしている
Aも丁寧に相手してんじゃねぇよ
いろいろな推測と事実とが、俺をイライラさせる
結局我慢出来ずに、玉森とAに八つ当たり
まるで小学生だ
周りは、滅多に二人に怒らない俺に少し、ビクビクしているようだった
二人だけじゃなく、周りにも迷惑をかけている
このままでは雰囲気が悪くなってしまうと思い、オフィスを後にした
喫煙室に行き、胸ポケットからタバコを出す
心を落ち着かせるように、煙と一緒に不安や嫉妬、イライラした気持ちを吐き出す
「あれ、北山じゃん」
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たまっち(プロフ) - nanacoさん» 初めまして、たまっちです!ご感想ありがとうございますm(_ _)m初コメですごく嬉しいです!今後もぜひ、展開を楽しみに読んでいただけると幸いです(o>ω<o) (2020年2月23日 2時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - 初めまして(*^^*) 今日ランキングで見つけて、ここまで拝読しました(TT) 不倫ものなのにドロドロしてなくて胸が苦しくなります(;ω;) (2020年2月20日 19時) (レス) id: d77fcd2775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまっち | 作成日時:2020年2月7日 22時