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どんな気持ちかな〜? ページ11

NO視点

『…気付かなかったそっちが悪いんじゃないですか〜!!』

と宴会の間の柱を器用に蹴り、ジャミルからの攻撃を避けている監督生。

ジャミル「"うるさい!!!"」

と煽りを受け取るジャミル、いつもの彼ならスルーしているか皮肉を返す所だが、オーバーブロットをし余裕がないのは初めてみた監督生の協力者達でも分かるくらいだ。

ジャミル「"…大体!お前は何なんだ!!魔法も使えない筈のお前が!!!"」

と特大の炎の魔法を監督生に浴びせようとする、訓練の時とは数十倍の炎の大きさから

『(…やばいな、が外れてる、いくらユニーク魔法があんま魔法消費量が少ないとはいえ、これは…)』

と長引かせるのはジャミルの身体にも負荷がかかると判断した監督生、とっさに立花とコンタクトをとり立花が囮へと変わる。

立花「ほらほら〜!知らん人に攻撃浴びせられるってどんな気持ちかな〜!?」

と立花の精一杯の煽りは監督生を呆れさせたが、時間稼ぎは出来ている、ツッコむのを我慢し涼と大輔に指示をして監督生は……

………それとも

と声出した時には大きな鎖を手に持ち、ジャミルの背後に立つ魔人のような見た目の怪物を縛り上げた。

ジャミル「"なっ……!!"」

ジャミルが気付いた時にはもう遅く、その鎖はどんどんチェーンを増やし、魔人をミイラのように縛り、どんどん魔人の顔が見えなくなる、そして……

『先輩達ッ!!!……今ですっ!!』

珍しく彼女は声を張り上げた、独り言のようにボソボソ喋る彼女にも大声が出せたのである。ソレに面食らいつつもジャミルに攻撃を当て続ける4人。

静「もうちょっと火力上げてもいいかしら?」

ニヤリと笑うとオーバーブロットが保てなくなるギリギリを攻める静、冷静な判断だが今はその判断が少し怖く感じる面々、そして好機を見逃さなかった監督生。

『Aっ!!』

立花「あいよ〜!ふんッ!!

魔人をいともたやすく引っ張り上げ、ジャミルと魔人を引き剥がす立花は少々力技だが、引き剥がす事は成功したようだ。

立花「涼!大輔!!

と声を荒げた立花、合図だと2人は魔人に向かって特大の魔法をぶつけた。

ダッァーン!!


その音と共に砂埃が舞う、嫌な予感をしていたらアズールだったが、その予感は外れていて外の天気は次第に元の夜空に戻ったのである。

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(プロフ) - 今年はありがとうありがとう!!5章の構成で悩んでいるので更新が止まっておりますが、来年もぼちぼち更新できたらいいなと思います。今回はライン風ないですが天丼も良くないなと思いコメントしております。来年もよろしくお願いいたします。黄 (12月31日 23時) (レス) id: 6637c37550 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年5月11日 1時

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