漆 ページ8
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こんのすけの話を要約すると、私と同姓同名の別人が間違われてしまった、ということらしい。
別人の櫻庭Aは、霊力も高く優秀な人材だそうで、大層期待され、この職に就いたらしい。
ちなみに年齢もおなじ。
審神者という職業を聞いたことがなかったのにも理由があった。
命をかける仕事だ、最悪死ぬ。
なのに審神者になれる人材は限りなく少ないらしい。
なれる人材が少ない、命をかける、想像以上に過酷だから途中て辞める人もいる。
以上の理由から審神者という職は世にその存在を知られていないらしい。
「なんとなく今の状況は理解しましたが、私は霊力も何も無いです。ユーレイとか見たことないですけど」
そこが不思議な所らしい。
こんのすけも首を捻るばかりで答えは一向に得られなかった。
こ「A様は今は帰っていただくことは出来ません」
「今は?」
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作者名:えび | 作成日時:2020年10月21日 23時