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肆 ページ5
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ほんとに怖い、まじで怖い。
いきなり知らないところに落とされて、目覚ましたと思ったら派手な狐に大声出されて、挙句の果てには泣いてる。
今まで冷静だったのが不思議なくらいに今すごく怖い。
?「審神者様が!漸く私めを!!狐とおっしゃっいました!!!!」
あまり広い場所では無いのだから、キーン、と耳鳴りがする。
?「いつもは狐に似た狸だとおっしゃっていたのに!!」
私のテンションとは真逆にどんどん狐のテンションは爆上がりしている。
逃げたいのは山々だが、どこにも出られそうなところが見当たらない。
できることと言えば部屋の限界まで下がることくらいだ。
そんな私の様子に漸く疑問を持ったのだろう、心配そうな(?)表情を浮かべながら狐がゆっくりと近寄ってきた。
?「あの、審神者様…?」
ここで漸く、私の1番言いたかったことが言えた。
「だれですか」
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作者名:えび | 作成日時:2020年10月21日 23時