男装隊士は喋らない！【沖田総悟】

10話 なんでこうなった ページ10

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「よぉし、まずは何から始めるか、だな。」




「まずは女の格好するネ！！女物の着物着るアル！」




「それは進みすぎじゃないですか？まずは隊の皆さんと話すイメトレから始めましょうよ」





ギャーギャーと私抜きの万事屋さん3人でどんどん話が盛り上がっていく。ほんとにここに頼って良かったのだろうか…


見るからにちゃらんぽらんと、割と幼い女の子と、なんかメガネの男の子。大丈夫なのかな。



万事屋について考えていると、どうやら何から始めるか決まったらしい。





「よぉし！じゃあまずは別人になりきって、キャバであいつらの接待でもしてみっか！」









…………なんでそうなった？




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『い、いらっしゃいませ…』




ただいま金髪のカツラを被ってメイクも超ケバケバで、肌の露出も激しい服を着てキャバクラすまいるにて真選組を接客中です。




ほんとなんでこうなった？？？



ここは新八くんのお姉さんが働いている所で、その伝手でお邪魔させてもらっている。



「お？新人さんか？べっぴんさんだなァ！あ、勿論お妙さんの方が愛してますよ！」



「別にその心配してねーよゴリラ」




『あはは、ありがとうございます…』




なーーーーーにやってんだ近藤さん！！！
まさか噂のストーキング相手が新八くんの姉ちゃんだったとは！ほんと警察がなにやってんの、、！！



いや、この状況私もか…




今日は真選組で来たと言っても本来の仕事もあるので来ているメンバーは極わずかだ。近藤さんとあと数名しか来ていない。よかった




土方さんは屯所でお仕事中の様だ。あの人は何かと鋭いところがあるから鈍い近藤さんだけでよかった！




変装してるとはいえ、私が私であることには変わりは無い。バレないかとヒヤヒヤしながら下手くそな愛想笑いを浮かべていると




「なんでィ、近藤さん。こんなとこに呼び出して。」




「おう総悟！今日はお妙さんの方から誘ってくれたんでな！ぜひお前もと思って」




「あらヤダ近藤さんったら。お呼びしたのは真選組であってゴリラなんて呼んでないですよ。」





そ！そーくんんんんんんんん！！！！




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暫く更新出来ずすみませんでした。
本日からちょこちょこまた更新しますので、よろしくお願いします、

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