１１２歩 ページ35
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１日目はあっさりと終了し、明日のユニット別のライブのリハーサルをして解散となった。
そして現在、寮の自室。
『これが衣装？』
「そうよ。本当はAちゃんにもっとフリフリの可愛い服を着てほしかったんだけどね…」
「男装しているのにそれはダメだろ」
「ちょっとテオ、私に文句があるわけ？」
「まあまあ、２人とも落ち着いて」
僕の仕事仲間であるテオ、アイナ姉やん、こーちゃんのレイ以外のメンバーが集まっている。
姉やんには衣装を、こーちゃんには曲を作ってもらっていたんだ。
『２人ともありがとうね。本当、助かったよ』
「Aのためならなんともないわよ♪ それより、こっちのメイド衣装も…」
「アイナ」
「うっ、わかってるわ」
テオのお蔭でまた恥ずかしいコスプレをしないですんだようだ。
こーちゃんはため息をついて話を進める。
「曲はなんとか俺がつくておいたから。…でも、その、大丈夫なのか？」
『うんうん、きちんと聞き込んで練習もばっちりだよ』
「Aって歌、壊滅的だっただろ」
『ちゃんと先輩に教えてもらいましたー！』
このように、僕の音痴はメンバー公認だったりする。
ふっふっふ…明日のライブを見たら驚くんだろうな。
「青春ロック…Aの声は爽やかで可愛いから、このイメージにぴったりね」
「テオもいい声だもんなあ。本番、頑張れよ」
「滅多にない機会だからな。楽しんでくるよ」
『もちろん頑張るけどね。でも、目的は見失っちゃあいけないよ？』
今日集まったのは何も決起集会を執り行おうというわけではない。
もちろん仕事のために集まった。
『レイとこーちゃんは自宅から、アイナ姉やんはお客さんとして亡霊の警戒をお願いね』
「「了解」」
『テオはライブの時以外はお互い単独行動で調査お願いね』
「お、俺はAと一緒が…」
『文句言わないの』
明日の日程からは一般のお客さんも学園内に訪れるので、警察も動員されるみたいだけど僕たちは独自に動くことにした。
久々の５人での仕事はやっぱり安心感がある。
亡霊、絶対捕まえてやる。
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ノア(プロフ) - 雪兎さん» はじめまして、ありがとうございます！晃牙くん推しなので、あの可愛さが伝わったら嬉しいです！更新頑張っていきますー！ (2016年8月3日 10時) (
レス) id: f8f287b969 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎 - はじめまして！毎回楽しく読ませてもらってます！106話の晃牙君がとても可愛かったです！これからの、文化祭編もとても楽しみです！これからも、更新頑張ってください！ (2016年8月3日 9時) (レス) id: 83fd0e6026 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 抹茶善哉さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！もっともっと楽しんでいただけるように更新頑張ります！！ (2016年7月27日 22時) (レス) id: f8f287b969 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶善哉(プロフ) - はじめまして！楽しく？読ませてもらってます！(上から目線ゴメンナサイ)話の続きが気になるので更新頑張ってください！(上から目線ゴメンナサイ(二回目)) (2016年7月27日 21時) (レス) id: 8794c6d668 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノア | 作成日時：2016年7月3日 14時
