105 ページ5
涼太side
寝ていた時、
隼「ｹﾎｹﾎｯ……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ、っはぁ、はぁっ」
急に聞こえてきた隼が咳き込む音
涼太「…はやとっ!?」
ガバッと起きて隼の方を見ると、胸元をギュッと抑えて、咳き込んでいた。
その顔は真っ青で今とてつもない激痛が隼を襲ってるんだと分かった。
咳も酷く、呼吸も怪しくなりつつある。
隼「はぁっ、だ…れ……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…」
え。
見えてない？
涼太「涼太だよ！隼、苦しいね。胸痛いか…」
相当辛いのか、頷く事しかしない隼
これやばいな…
涼太「亜嵐くん…亜嵐くん、ごめん起こしちゃって、隼が…」
亜嵐「ん？……はやと?!」
亜嵐くんも飛び起きて、隼にかけよる。
隼「はぁっ、っはぁｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾎｯ……いっ」
もう隼は亜嵐くんを気にしてる余裕もないくらい激痛と戦ってる。
亜嵐くんが鎮痛剤を取り出した。
亜嵐「隼、ちょっとチクッとするからね〜」
先生に教わった手順で、隼の腕に打った。
涼太「今、痛いのなくなってくるからね？」
亜嵐「よしよし、痛かったね…。ごめんね、早く気付かなくて…」
隼「大丈夫……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…ｹﾎｯ、」
俺らが隼に話しかけると、息を切らしながら、大丈夫と言ってきた。
でもその顔は痛みと苦しさにまだ歪んでいた。
そんな中やはり睡魔が襲ってきた隼
涼太「おやすみ……」
そう言えば、直ぐに眠りに落ちた。
涼太「汗と涙が…」
亜嵐「まだ呼吸苦しそう？」
隼「ｹﾎｹﾎｯ……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、っはぁ、はぁっ……」
涼太「咳辛そうだな…。」
亜嵐「マスクにする？」
涼太「そうしようか…。よいしょ…。ん？」
亜嵐「どうした？」
涼太「ちょっと熱っぽい。微熱くらいかな。」
亜嵐「出ちゃったか〜。はい、冷えピタ」
涼太「…おしっ、貼れた。」
熱を測ると、7度5分あった。
隼「ｹﾎｹﾎｯ……っはぁ、はぁっ……」
落ち着いてきたかな？
亜嵐「大丈夫そうだね…。よかった…。でもこの熱が明日下がるかだよね…」
涼太「下がらなかったら、家でゆっくりするとか？亜嵐くん大丈夫？」
亜嵐「いいよ！そうしよ！」
そして、隼のことをまた見て俺達も眠りについた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こもりん??(プロフ) - あんさん» やっぱり泣いちゃいますよね！笑 ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年3月22日 23時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - こもりん??さん» 私も泣いてしまって読めない気がします（笑）これからも更新楽しみにしてます! (2019年3月21日 18時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - あんさん» 間に合わなかった系ですね……泣 書いてるうちに私が泣いちゃって書けなくなっちゃいますね、きっと笑 限界まで来て危険な状態になってしまい……どうなるかお楽しみに！笑 提案してくれてありがとうございます！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 移植する日が決まったけど、移植する前日に隼くんの身体に限界が来てしまう…みたいな流れはどうでしょうか？これからもお話楽しみにしてます！ (2019年3月21日 1時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - はーとくんさん» ありがとうございます！志田は最悪な人間ですね！更新頑張ります！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こもりん | 作成日時：2019年2月8日 19時
