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隼side
隼「ケホケホッ……ケホケホッ、ケホッ……」
うぅ〜……
また咳出てきちゃった。
時計を見ると、夜中の3時
はぁ…
苦しくならないように、ゆっくり息をする。
隼「はぁっ……っはぁ……ケホケホッ……」
落ち着いてきた……
隼「はぁっ……はぁっ……いッ」
まただ。
やばい……
痛すぎて、冷や汗と涙が出てくる。
いつも鎮痛剤打つ時くらい痛い。
隼「…ッ…ぁ……っはぁ、はぁっ、うっ……」
痛みが強くなるのが今日は凄く早い。
声も出せない…
だんだんクラクラしてきた。
隼「はぁっ、たすけ、て……ゲホゲホッ…ッ」
誰かに助けを求めても、カスカスしていて小さい僕の声が届く訳もなく……
これは……落ち着くまで1人で耐えなきゃ…
もう迷惑はかけたくない。
隼「ケホケホッ……ゲホゲホッ、ゲホッ、っはぁ、はぁっ」
何でッ……
いつも引いてくるのに……
どんどん強くなる痛み
それに咳もでてきた…
苦しい……
亜嵐くん……
助けて……
?「…はやとっ!?」
ん?
…だれ
隼「はぁっ、はぁっゲホゲホッ、ケホケホッ……ッ」
声出そうとしたら咳出てくるし、それよりも痛い…
隼「はぁっ、だ…れ……ゲホゲホッ…」
クラクラするし、目が霞んでるから分からない
涼太「涼太だよ!隼、苦しいね。胸痛いか…」
もう話す気力もなく、頷く事しか出来ない。
涼太「亜嵐くん…亜嵐くん、ごめん起こしちゃって、隼が…」
亜嵐「ん?……はやと?!」
あ……
亜嵐くん?
苦しいよ…
痛いよ…
隼「はぁっ、っはぁゲホゲホッ、ケホッ……いっ」
亜嵐「隼、ちょっとチクッとするからね〜」
なに、
何するの?
隼「はぁっ、っはぁ…はぁっ、うっ……っはぁ」
一瞬チクッとしたと思ったら、涼太くんが胸を撫でてくれてた。
涼太「今、痛いのなくなってくるからね?」
亜嵐「よしよし、痛かったね…。ごめんね、早く気付かなくて…」
隼「大丈夫……ゲホゲホッ…ケホッ、」
だんだん眠くなってきた。
視界が暗くなっていく…
涼太「おやすみ……」
涼太くんの優しい声を聞いて、眠りに落ちた。
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こもりん??(プロフ) - あんさん» やっぱり泣いちゃいますよね!笑 ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年3月22日 23時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - こもりん??さん» 私も泣いてしまって読めない気がします(笑)これからも更新楽しみにしてます! (2019年3月21日 18時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - あんさん» 間に合わなかった系ですね……泣 書いてるうちに私が泣いちゃって書けなくなっちゃいますね、きっと笑 限界まで来て危険な状態になってしまい……どうなるかお楽しみに!笑 提案してくれてありがとうございます! (2019年3月21日 18時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 移植する日が決まったけど、移植する前日に隼くんの身体に限界が来てしまう…みたいな流れはどうでしょうか?これからもお話楽しみにしてます! (2019年3月21日 1時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - はーとくんさん» ありがとうございます!志田は最悪な人間ですね!更新頑張ります! (2019年3月11日 23時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こもりん | 作成日時:2019年2月8日 19時