希望をもって3

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亜嵐side


今日はみんな5時起きで今バスに乗ってる

6時くらいに病院からまた電話があって、隼が夜中に大きい発作を起こしたらしい。
精神的にも危険との事。


早く戻りたい。
安心させてやりたい。



ーーー♪♪



またスマホが鳴って、慌てて取り出す。

画面を見ると、


『隼』


と映し出された。


急いで開くと、



隼亜嵐くん、助けて……



え……

助けてって…


龍友「亜嵐くん、どないしたん？今の隼なんやろ？」


龍友くんに言われて顔を上げると、みんなこっちを見ていた。


亜嵐「…隼が……助けてって…」


みんな顔が強ばる。

それもそのはず。


隼はどれだけ辛くても、何を言われてもあまり助けを求めない。


そんな隼が素直に助けを求めてきた。



裕太「隼が…俺らに助け求めた事あったか？」

メ「ない…。やばいな…」

涼太「精神的にきてるって言ってたし、」

玲於「…ｯ……」


病院まで少なくともあと1時間はかかる。




隼…


ごめん


狭心症って診断された時も1人

いつ襲ってくるかわからない発作も1人で耐える


それって凄い辛いよね…



早く病院に戻って、抱きしめてやりたい…。

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