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だめだ、書いててにやける( 。∀ ゚)←
みんなも見ててにやけるよね?ね?(威圧)←
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まふまふSide
僕の女遊びが始まったのは、正確に言えば高校に入ってから。
元々顔と成績はいいほうだったから、中学の時からモテてはいた。
だから中学にしてできた彼女は覚えていない。
同中では収まらず、他校にもいた。
そこから高校になって周りを囲む柵がなくなり、エスカレート。
表面上は慎重に気をつけて、裏では遊んだ。
特に意味はなかった。
相手も気持ちいいし、僕だって相手はどうあれ男だし、それなりに満足はしていた。
余りが出るほど周りに女はいたしね。
でも、あの時から僕の中の唯一の特等席は彼女が座った。
高校の入学式の日、本当は仮病でサボろうとしたけれど何やら新入生にかなりの美女がいるらしく、噂になっていた。
まぁ、その子もいずれ。なんて考えたら出席するのもアリかななんて思って、入学式に出た。
祝辞を代表として生徒からは生徒会会長の前々から仲が良かった翔太くん…基天月くんが文を読み上げた。
彼も僕と同類に入る人で、なかなかの遊び人。表っ面はみんなの尊敬の的だけどね(笑)
さて、次は例のあの子…と思ったら。
先生「では…新入生代表挨拶、白雪林檎」
「はい」
【立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花】
彼女にはその言葉がぴったりだった。
そこからはあまり覚えていない。
気づけばうざいくらい毎日林檎にまとわりついていた。
今ではそれが日課。
見た目に合わない口調や素振り、完璧なのに運動音痴なところ、男慣れしているところ、無自覚天然なところ、、、
どんどん林檎を知るたびに、もっともっとと密かに思う自分がいた。
周りにいる誰よりも輝いて見えて、この人しかいないって思った。
いつか絶対手に入れてみせる。と、柄に合わないけれど強く思った。
そして今に至る。
これは林檎にとっては最悪かもしれないけど、僕にとってはチャンスなんだ。
こんな教室に大好きで仕方ない子と一緒なんて、仕掛けるしかないでしょ?
だから、林檎がここに来てくれて僕は好都合なわけ。
林檎は慣れてない事を今からいっぱいするだろうけど、ここはひとつ…僕に呑まれていくのもアリかもって考えて?
ね?林檎。
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ルベラ - ちなみに私も綾鷹派。凄く面白い小説で好きです。 (2021年9月7日 22時) (レス) id: 5c3b65f0f4 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペン - 続き読みたい...読めない...何で... (2020年6月28日 17時) (レス) id: e3cc290e17 (このIDを非表示/違反報告)
あいろ - ああぁぁぁぁぁあ!!好きすぎる!めっちゃ面白いんですけど続きが読めない…見れるようになるまで、頭の中で妄想しときますね(?) (2020年3月14日 12時) (レス) id: 7bab54967e (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - すごくおもしろかったです! 続編が見れないんですけどどうすればいいですか? (2019年10月10日 12時) (レス) id: fbb408fcd8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます!あと続編がきえてるのかわかんないけど、読めないので読めるようにしてほしいです!(´;ω;`) (2019年10月6日 14時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:髑髏 | 作成日時:2017年12月30日 23時