【浦島坂田船】塾に行こうとしたら日常がぶっ壊れました【歌い手】

第１７話 ページ18

小３くらいのころ、かな。



私はいじめられてたんだ。



まぁ、いじめって言っても水をかけられたり、上履きが捨てられてたりなんてことはなかったけどね。



ただ、男子から「うわっ！凪愛菌だー！」とか言われたり、



席が隣だったら机をくっ付けなかったりされただけ。



それから小６になった。



まだ、いじめは続いてた。



むしろ、女子がいじめに加わった。



小５…くらい、かな。気づいたのは。



前からやってたのかはわからないけど、



気づいた時、私はものすごく傷ついた。



陰口だけ、だけどね。



言うなら、男子みたいに面と向かって言って欲しかった



私、見たよ？私に触った後、手を地面に擦り付けてたところ。



しかも、その時仲良くしてた同じクラスの１人の女の子。



その子も、だった。



でも、まだその時は良かったんだ。



金管バンドに入ってた私は、同じパートの先輩や後輩と仲が良かったんだ。



だから、いじめられてることは話さなかったけど、その子達と話してた。



そういう楽しみがあったから、まだ、学校に行けてたんだ。



それから、中学生になった。



いじめは、多分なくなった。



だけど、小学生の時にトラウマになっちゃったのかなぁ。



女子達がこそこそ話してると自分のことを話してるんじゃないかと思うんだ。



実際は話してないかもしれないのに、自分のことを嘲笑ってるんじゃないか、とかね。



それが、一つ目。

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