君が助けてくれなくても【爆豪勝己】 (ページ23)

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# ページ23

勝「A......」

モ「勝己くん、私が悪いの
　 Aさんが気にしていることを無意識に言っちゃったから......」

でたよ私が悪いからあの子をせめないでパターン

私は無言で二人を睨む

勝「おい、A......」

「AAうるさい
　お前にそんな風に呼ばれたくない、耳障り」

嫌みったらしく返すと、目を伏せる勝己
なにその顔？腹立つ

「さっきはっきりと言えなかったけど
　....別れよう」

勝「今回は俺が悪かった！！！！！
　肝試しの時の怪我のこと、知ら、なくて」

しゃくりあげる勝己

「すぐ泣くなんて情けないな
　泣きたいのはこっ、ちなの、に」

いってるそばから私の頬にも涙が伝う

「お前が、そんな、風に思ってるなんて
　知らなかった！！！！！！
　私は！！！！！！
　勝己のことが好きな女子に呼び出されて水をかけられたときも！！！

勝己を呼んだけど、来てくれなかった。しょうがなく氷で脅かして返り討ちにした！！！！！

寂しかった時も！！！悲しかった時も！！！！いつもいつも、側にいてくれなかった！！！

....それでも勝己が好きだったから！！！
心配かけたくなかったから！！！
なにも言わないでいた、のに」

勝「....ッ！！！！！」

お互い涙を流しあいながら目をあわせる

「でも、勝己はそんな私よりその子を選んだ
　ただ、それだけ」

勝「俺は、別れたくな、い！！！！」

「ふざけんな！！！！どの口がそんなこと言えるんだ！！！！
その子とはもう.....最後までしたんでしょ？

だったら責任とって、弱い二人で
結ばれてしまえば良い！！！！！！！」

勝「おいどういうこ「私は」....」

「私は、強い轟と....いるから」

勝「....ッ！！！！おい」

モ「勝己くん！！！！！もう行こう？

　 Aさんには別の人がいるんだから」

そう言うと、二人は私の部屋を出ていった

嫌だ、行かないでよ

あんなこといったけど

やっぱり側に、いてほしい

でも、そんなこと言えない。
それはあまりにも自分勝手すぎる

私はただただ二人の後を目で追うことしか

できなかった