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カエデ『ん!?んんん!』



その注射器を見た途端暴れ出すカエデ。



何かを伝えたいのかと思い、カエデの口に貼られたガムテープを剥がした。



カエデ『逃げてA!あれは触手を埋め込むための…!』



「…!まじかよ…。」



思わずポロッと本音がこぼれる。



こんな言葉遣いしたのいつぶりだろうか。



高校からは大人しく過ごしてたから。



男『お嬢ちゃんが帰ったら黒髪の嬢ちゃんには手を出さねぇよ。』



「っ…絶対によ。」



悔しいけれど、今は引くしかない。



携帯をカエデが座っている椅子の後ろに隠し、小屋を出た。



これで見張りは律が何とかしてくれるだろう。



連絡手段は無くなってしまったが、カエデの身の危険の方が大切だ。



登りと同じようにフリーランニングを使って山を勢い良く駆け下りる。



だけど流石にこの年齢だと体がついて行かない。



時々転けそうになりながらも、やっとの事で道路へと着いた。



カバンを持ち直し、家へと走る。



…いや、誰かに伝えるのが先だ。



パッと思い浮かぶのは悔しいけど赤髪の彼の顔。



「今は気にしてる場合じゃない…。」



私は駅で切符を買い、業の家の最寄り駅へと向かった。







.







ピーンポーン



高層マンションの10階、角部屋のチャイムを押す。



シーンとしており、人が出てくる気配はない。



やっぱり忙しいよね。



腕時計を確認すると、11:25を針が刺している。



この時間でも仕事してるのね…。



諦めて帰ろうかと思っていると、ガチャとドアが開いた。



後ろを向いていた体をドアの方へ向ける。



「良かった業居た……ん、だ…。」



振り返るとそこに居たのは業じゃない…愛美ちゃんだった。



どうして…?



突然のことに頭が混乱する。



愛美『Aさん…!ど、どうしたの?』



「愛美ちゃん…。あー、えと…今グループ通話ってしてる?」



愛美『あ、うん!律さんから色々聞いてたところ。』



「なら携帯貸してくれないかな?」



愛美『へ?う、うん。』



中へ戻る愛美ちゃんの背中を見守る。



何故業の家に彼女が居るのかは今は気にしていられない。



後で問いつめることにしよう。



少し待っていると、パタパタとスリッパの音を鳴らしながら愛美ちゃんが戻ってきた。



携帯を拝借して、スピーカーにする。



「もしもし、若林だけど。」



寿美鈴『若林ちゃん!どうだったの?』



「…結構やばいわよ、あの男。」

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ヒヨコ(プロフ) - ホントにおもしろかったです!次の作品も楽しみにしてます! (6月14日 19時) (レス) id: a71ea1e4cf (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 夢主のファーストキスってビッチ先生なんじゃ (6月1日 18時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
Mocha(プロフ) - 面白かったです! (5月13日 21時) (レス) id: 87128bc86a (このIDを非表示/違反報告)
くるみっこ - あのすみません、16の、カルマのセリフの「どうやらちがうみたい」が「どうやるちがうみたい」なってますよ。 (5月5日 17時) (レス) id: 65e7743a54 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - *利茄*さん» 何の小説ですか?題名、教えて下さい! (5月4日 12時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年4月3日 17時

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