story 18 ページ21
ネックレスを買って、お店の中を歩く。
…瑠衣ちゃんおらんなぁ。
すると、外がざわざわと騒がしい。
？？『や、めてっ！！』
その光景を見て思わずえ…と声が漏れる。
目の前に、男数人に腕を掴まれている瑠衣ちゃんがいた。
『瑠衣ちゃんっ？』
瑠衣『月崎……っ！！』
助けて、と目で訴えかけてくる。
俺は瑠衣ちゃんの手を握っている男の手首を掴み、捻りあげた。
男『なんだよてめぇ。』
ごめんな、嘘つかせて。
『この子の彼氏やけど。』
瑠衣『…！』
男『はぁ？てめっ…！』
警官『なんの騒ぎでしょうか！？』
殴りかかってきた男を止めるかのように警官がやってくる。
客『こっちです！警備員さん！』
お客さんが呼んだらしい。
瑠衣ちゃんに絡んでいた男共は即確保。
そんで何故か周りで見ていたお客さんに拍手をされた。
客『彼女さんのこと大事になー！』
『あ、はは……。ちょ、行こっ。』
瑠衣『へっ？』
瑠衣ちゃんの手のひらをきゅっと握り、人混みから走り抜ける。
しばらく走り、人気の少ないところに来た。
『大丈夫やった？』
瑠衣『べ、別にっ。助けてもらわなくても他のお客さんが絶対助けてくれたし。』
『けど、見よるだけやったで？』
瑠衣『っ……。』
『怖かった、よな。離れてごめん。』
頭をぽんぽんと2回撫でる。
だんだん潤んでくる瞳。
瑠衣『怖かったぁ……っ…。』
顔を下に向けて泣き続ける瑠衣ちゃん。
1歩近づき、頭を撫でる。
瑠衣ちゃんは素直に、俺のTシャツの胸のあたりを握った。
そのまま優しく抱き寄せる。
…これは浮気やないで……って、Aと付き合ってないけど。
瑠衣ちゃんも抵抗する様子はない。
しばらく落ち着くまで抱き締めていた。
…まさか、誰かに見られてたなんて。
.
結愛『志麻、くん…？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 287人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
志音@リス,ラ, - 志麻くんカッコいい…上手くかけてますよ！(誰目線)めっちゃ志麻くん！(?)更新待ってますね！！ (2019年4月7日 11時) (
レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 宇宙人(^q^)さん» まじですか…。やっぱり在り来りな名前じゃ被っちゃいますね…。 あ、頑張りますd('∀'*) (2018年8月8日 7時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙人(^q^)(プロフ) - どうでもいいことやけど｢結愛｣てっ人学校におるw あっ これからも頑張ってください(^-^)ゝ゛ (2018年8月8日 1時) (レス) id: 5735cf3e3a (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - まお@USSS.loveさん» まーしぃ上手く書けるかな…。不安なのですが、志麻リスさんの子達に納得して貰えるような物を書きたいと思います！ (2018年8月6日 13時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - あいら ＠crew⇔志麻リスさん» ありがとうございます！イケメン系の女の子書くのは初なので、頑張ります！ (2018年8月6日 13時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月5日 16時
