2話 余計なことを ページ3
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「むにゃむにゃ。…あ〜ぶらかたぶら……」
「−−−ん?」
太陽に背を向けるため、うつ伏せになる。あれ?なんでこんな所にお布団があるんだろう。あれ?しかも『けったい』なことに、よく見たらこれ棺桶の中なんだよね。
「……うん。」
一度頷いてみて、ようやく納得した。あいつだ。あいつがまた余計なことをしたんだ。なんでいつも余計なことばかりするのだろうか、命令してもいないのに近寄って欲しくはない。できれば、存在さえして欲しくないものを。
私が蓋を開けられないことを知っているのか、蓋が付いておらず、そのかわり青と白のパラソルで日差しを避けられる仕組みとなっている。
「うわもう最悪……。なんであのひと、いつも余計なことしかしないんだろう。ほんと迷惑なんだけど。 キモ、死んでほしい」
「うぅ。でも、パラソルは助かったし……」
というか、昼間にそこまでする体力があるなら授業に出ればいいのに。ご親切にジュースサーバーまで付いている。
それは益々、相手を苛立たせているんだけど。 助かってはいるんだけど、そこまでされると当てつけがましい。何?何か接点持ちたくてそういうことを率先しているのか、あのひと。
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黒羽 - はい!!応援しています!でも無理しないでくださいね!!(*´ω`*) (2017年4月26日 22時) (レス) id: c7e72736b7 (このIDを非表示/違反報告)
日向サク(プロフ) - 黒羽さん» おはよう!コメントありがとう、嬉しいです!なかなか夢主の印象を聞く機会が無いので凄く助かるよ!これからもよろしくね!頑張っていくよ〜>* ))))>< (2017年4月26日 6時) (レス) id: 7c85688fc0 (このIDを非表示/違反報告)
黒羽 - 夢主ちゃんが超かわいいです!これからも楽しみにしてます! (2017年4月26日 6時) (レス) id: c7e72736b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日向サク x他1人 | 作成日時:2016年12月27日 21時