Sugar 2 ページ3
俺の腕の中で眠っている
愛しい和也
キラリと光る
和也の左手の薬指に触れる
ん…
『起こした?』
『大丈夫…』
俺が触れていた左手をゆっくり外し
体を動かし俺の胸を背にして腕を枕にして寝る
後ろからまた抱きしめてた
和也は
『カタチあるものなんてもういらない…』
と寂しいそうにため息を吐きながら
光る指輪を右手で弄び眺めていた
.
.
智…貴方の鋭く刺すような視線…
それさえも愛おしい
まるで僕の心までも見透かされてるようだよ?
ねぇ?智…
フラッシュバックが起こるくらい
強く強く抱きしめて
そして
キスをして欲しい…
あの人のじゃなく貴方が欲しい
忘れさせて…
そうさ…吐息のむこう
目眩くような時をもう一度…
.
お前との甘い時間が
身体中を駆け巡る
自分のモノにしたい
壊したい
愛したい
いろんな気持ちが…
そう…
衝動が止まらないんだ…
こんなことでしか
お前を引きとめられない
まだまだ終わりにしたくないんだ
成すすべもない哀れな俺を
嘲笑ってくれよ…
明日のことなんて今すぐに忘れる
そう…
わかってる…
わかってるんだよ!!
わかってることは
もうすぐ今日は終わるってこと…
「いつかは2人も 星屑になるの」
そんな駆け引きはさ?
月と太陽にあずけよう
ただ今を…
今の俺だけを見つめてよ…
だから
俺は和也の唇を指でなぞり
甘いキスをもらいにいく
刹那の夢でいいんだ…
お願いだからもう一度
.
智…
壊れるほど抱きしめて?
言葉はいらないから…
.
お前の罠にハマるよ…
抜け出せないのはわかってる
もうさ?
負けを認めるよ
戻れないのもわかってる
だから
お願いだ
甘い甘い香りを…
理性を溶かすほどの
甘い香りに酔わせてくれ…
俺のSugar和也…………
おわり
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REN(プロフ) - 綺佳さん» 甘い大宮さんはたまらんです!あたしのほうがいつも綺佳さんからたらふく頂いてますよ!ごちそうさまです(*´▽`*) (2021年7月7日 11時) (レス) id: 7382997a0d (このIDを非表示/違反報告)
綺佳(プロフ) - まとめて読ませていただきました♪アメブロさんもまた順にたどらせていただきまーす!あまーい大宮さんはやっぱりたまらんですね。ごちそうさまでした。 (2021年7月7日 0時) (レス) id: 497d776a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:REN | 作成日時:2021年1月18日 15時