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Sugar 1 ページ2

俺の和也…

毎回そう
お前の手を取り
俺は跪いてまでお前が欲しいんだよ

そして
会うたびにこの想いが募っていって

『俺に和也をくれないか?』

なんて柄にもなくキザな言葉をかけてしまう

お前は

『あげないよ?…ホントにバカな人だね…』

なんて素っ気ない言葉とは裏腹に
熱いキスの雨を降らす…

それについて問いたくなるし
言い訳をききたくなるけれど
そういうのが嫌いなお前を知ってるから
俺は抗えないだよ…

好きすぎるんだお前のことが…

ベットに横たわり
俺に跨る和也を見る
部屋の明かりを消しているから
窓からの月明かりを纏っている

妖しく微笑み
今から行われる行為は幻だよ?
と言うように問いかけているかのように
上手く笑われる

それすらも愛おしく想うんだ

ゆっくりと俺に倒れ
優しくキスをしたかと思うと
深く啄むようなキスがくる
舌を絡め甘い 唾 液 が俺を翻弄する

んっ…
はぁ……

甘い吐息が漏れる
その声を聞くだけで
腰が疼く

甘い唇が離れると
艶めかしく濡れた唇を
赤い舌が絡めとる

物憂げな琥珀色の綺麗な瞳
蔑ん出るかのような冷たい瞳に
翻弄されながら
甘い渦から抜け出せなくなる

腹筋で起き上がりすぐさま
和也を組み敷いて
形勢逆転になる

『愛しい和也…俺と一緒になろう』

今夜だけでもいい
そんなことまで言いそうになる

伝わるはずも
叶うはずもない想いを口にする

『智喋ってないで壊れるくらい僕を抱きしめて…早く何もわからなくなるくらいに抱いて…』

いつも和也からの
答えはこれだ

煽られる言葉
罠にハマっているのはわかっている
でもそんなのは関係ない
どんどんと沼のような底に落ちていくしかない

負けを認めてるよ
愛しくて
仕方ないんだ…

和也の甘い香りに誘われて
和也の甘いカラダに誘われて
和也との常時に溺れていくしかないんだ


んっ…
はぁ……あっ…
智…イイっ…
もっと…もっと…
はぁ…………っ…

俺の下で
甘い声を出し続け
綺麗に背中を反らせて
快 楽 に溺れる和也…

白いシーツが波をうつ
俺は両方の手首を片手で掴み頭上に貼り付ける

蝶の剥製…
鋲で貼り付けられたように
俺の下で
月に照らされ美しく横たわる

俺も和也を閉じ込められればいいのに…

堪らず深いキスをする

俺にされるがままの和也に背徳感をもち
いいところに腰を打ち付け
揺さぶり続ける

い…やぁ……

はぁぁぁぁ…………っ

その間
何度も
何度も
和也は果てた…



つづく

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REN(プロフ) - 綺佳さん» 甘い大宮さんはたまらんです!あたしのほうがいつも綺佳さんからたらふく頂いてますよ!ごちそうさまです(*´▽`*) (2021年7月7日 11時) (レス) id: 7382997a0d (このIDを非表示/違反報告)
綺佳(プロフ) - まとめて読ませていただきました♪アメブロさんもまた順にたどらせていただきまーす!あまーい大宮さんはやっぱりたまらんですね。ごちそうさまでした。 (2021年7月7日 0時) (レス) id: 497d776a16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:REN | 作成日時:2021年1月18日 15時

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