続・学校で出会った貴方は赤目でした【カゲプロ】【ヒビヤ】

六十九話 ページ23

ﾊﾟｧｧｧｧ




お婆さん「おょ？」

(人1)「ん？」

ヒビヤ「？」



(人1)「何やってるんですか。お婆さん。
認知症ですか？」

お婆さん「なんでだ？」



ヒビヤ「もういいよ。帰ろ。
認知症なんだ。多分。」

(人1)「そうですね。
介護はいらなさそうですし。
行きましょ」




お婆さん「んん.......」


ｶﾞﾁｬｯ


ヒビヤ「わっ」



？「.......誰よ、あんた達。
偉そうな背してるわね。」



お婆さん「おぉ、どこいっとったんじゃ...

ヒヨリ、あんたの友達じゃよ。
会いたがってたじゃろ？」


ヒヨリ「知らないわよ。こんな人。
誰？」


(人1)「ヒヨリちゃん.....？」

ヒビヤ「ヒヨリ......？」


お婆さん「ヒヨリじゃよ。
あんた達と比べると背ちっちゃぇなぁ」



ヒヨリ「いや、だからこの人誰」

お婆さん「えーと、
小学校時代あったじゃろ？
そんときの友達じゃねぇのか？」


ヒヨリ「小学校時代なんてあったかしら...？」






ヒヨリ「私はずっとお婆ちゃんと一緒に住んでたわよね」


お婆さん「およよ？記憶飛んじまったか」





(人1)「ヒヨリちゃん...背ちっちゃい...」



ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ヒヨリ「や、やめなさいよ。」



(人1)「撫でやすいです」

ヒビヤ「成長しても背ちっちゃいってw」


ヒヨリ「この人達凄い失礼なんだけど」



お婆さん「記憶を戻さにゃならんの」




お婆さん「あ、そうだ。
ヒヨリ、あんた、この人達と住め。」



(人1)「えっ？」

ヒビヤ「へっ？」




ヒヨリ「はぁ！？」

七十話→←六十八話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す