迅さんを幸せにし隊！ 【ＷＴ】

7話 ページ9

貴方 side




結局あの後、夜も遅いしあまりゆっくりもできないのでご飯には行かなかった

理由も立ち話ついでにしっかり聞いた

迅は無駄なことはしないと知っている

だから、「風刃」を渡したことを責めるつもりはない

ましてや、隣で顔には出さしてはいないが、まだ迷っているやつに責めるなんてとんでもない

今の私に出来ることは、迅を勇気づけて元気を出させるだけだ




明日、久しぶりに玉狛に行く

レイジさんの手料理が食べられる！玉狛のみんなにも会えるし、新しい後輩とも対面できる

楽しみだなあ…

遠征での疲れもあったのかぐっすり眠ることができた









小南side




次の日




昨日、迅から今日Aが来ると聞いて、お疲れさまの意を込めて食事会を計画した

ちょうど、食事の準備をが終ったときに玄関から声がした


貴「こんにちはー」


小「やっと来たみたいね！」


駆け足で玄関にかけていく


空「誰が来たんだ？」


宇「この前言ってたAさんだよ」


雨「遠征終わったんですね」


すると、玄関から賑やかな声が聞こえてきた


小南はAに飛び付き、嬉しそうに話をする


小「Aーー！！久しぶり！元気にしてた？」


Aも当然のように受け止め返事する


貴「桐ちゃん久しぶり！元気だよー」


２人がいる空間は花でも飛んでいるんではないかと錯覚するくらいにほわほわしている


小「話したいことがいっぱいあるんだからね！」


貴「そっか、そっか

まぁ、落ち着いて」


興奮している小南を一旦抑え紙袋から箱を出す


「はい、手土産のどら焼」


小「Aーありがとう！」

貴「ふふっ いえいえ」

喜ぶ小南を前に微笑ましそうに笑った





と、再開の挨拶を終えようやく遊真達がいる部屋へと足を運び始めた

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