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「んだよこれ、趣味悪!!」





とりあえず一通りの説明を終えた私は佐野玲於を部屋に連れてきていた





佐野玲於の手には貞子……の抱き枕?





「なんでこんな抱き枕……」





『え、待って記憶にない』





記憶を巡らせて思い出した
確かこれはのっかが知り合いからいらないともらったやつでさらにのっかがいらないと私にくれたものだ





気味が悪くてタンスに押し込んだのを私は忘れていた





うん、よくこんな強烈なものを忘れられたな自分





「まあ、そういうことで俺帰るんで」





『え、ねえ私のこと知らないの、あんた』





「知らねえよ」





本当にこいつ私を知らないの?
え、先生たちは またAはサボりかー とか言ったりしないの?





『ほら、授業中いつもサボってる』





「ならなおさら知らねえし」





『……じゃあのっかとばんちゃんは?』





「だれ」





のっかとばんちゃんも知らないの?
え、もしかして周りにすごく興味がない人?





私は朝早めに学校来てすぐに屋上いって帰りは遅めに教室に戻るから……
うん、確かに佐野玲於とは一度も顔を合わせないかもしれない





でもお弁当をとりにちょくちょく教室戻ってるけどなぁ
のっかとばんちゃんといつも食べてるし、私だってサボりばかりじゃない、ちゃんと授業に出る日もある





「そんなあだ名でわかるか」





『あっ、山口乃々華と坂東希』





「あぁー……」





やっぱり私のことを知らないだけなのだろうか





「知らん」





『はっ!?』

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シュガーソルトってい。(プロフ) - 蛍さん» ありがとうございます!!!ただ今作はすごく自信がないのでどうか期待せずに読んでいってください……笑 (2018年5月16日 19時) (レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すごい面白いです!! (2018年5月15日 21時) (レス) id: 18174bb86e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュガーソルトってい。 | 作成日時:2018年5月15日 0時

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