エピローグ ページ26
玲於が告白してくれた日から1年が経った
高校生になってからもう毎日毎日歩く道
だけど、1年前の明日から見える景色はまったく変わって、隣に玲於が毎日いた
はじめは隼を忘れるために玲於と付き合うことに抵抗があって保留にしたんだけど
それから毎日毎日玲於がしつこじゅかまってきて、朝毎日一緒に登校して
いつのまにか下校も、夜ご飯も、休日も、家族かってくらい一緒にいて
それで私が折れてOKを出して付き合って、
そしたらすごく楽しくて、嬉しくて、毎日が色づいて人生ってこんなに楽しいんだとか思っちゃったりして
私は、屋上って場所に閉じ込められて外の世界が全く見えてなかった
そこから救い出してくれたのは玲於で、屋上の外の楽しさを教えてくれた
1年前の自分に、私の本当の好きな人は玲於だよって伝えてあげたい
世界がまるで、昨日とは違う。
ちょっぴりカッコつけて言うとまさにそんな感じ
私の世界を色付けたのは確かに隼なんだけど、その世界よりももっと美しい世界を教えてくれたのは玲於
「なに、そんなにじっと見つめて」
『見惚れてるの』
「はぁ?今更?」
『うるっせ!』
今更だよ、ばか
カッコよくて 優しくて ちょっと身長が低くて 筋肉がついてて 人の名前を覚えるのが苦手で 色んな人に塩対応で
それが、私の王子様
・
・
「世界がまるで、昨日とは違う。」 end
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シュガーソルトってい。(プロフ) - 蛍さん» ありがとうございます!!!ただ今作はすごく自信がないのでどうか期待せずに読んでいってください……笑 (2018年5月16日 19時) (レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - すごい面白いです!! (2018年5月15日 21時) (レス) id: 18174bb86e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュガーソルトってい。 | 作成日時:2018年5月15日 0時