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もう一度玲於を見ると今度はまっすぐ私を見つめてくれた
『玲於は、隼にはなれないよ』
玲於を傷つけないように、最大に優しい言葉で……なんてこんな短時間でそんな言葉が浮かぶはずもなく
私は思ったことをただそのまま玲於に伝えた
私の言葉を聞いて玲於はまた少し目線を下に落とす
『隼は隼だし、玲於は玲於だよ
どっちもいいところあるし悪いところもあると思う』
私の話を頷きながら聞いてくれる玲於
『私は、玲於のこと好きじゃない
そういう感情は、ない』
「それでもいいって言ったら……?」
少し不安そうに上目遣いで聞く玲於に不覚にもどきっとする
「隼の代わりでもいい
誰かの代わりでもいいから、俺はAの隣に行きたい
Aが辛い時に頼れる存在になりたい」
そんなに私のことを好きでいてくれてるとは思わなくて、すごく嬉しい
「付き合ってください」
私の好きな人は、彼女持ち
私を好きな人は、私思い
正直どっちがいいかなんて言われたらもう明確なんだけど、それでもどこかちょっとだけ抵抗がある
でも……、やっぱり私は___________
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シュガーソルトってい。(プロフ) - 蛍さん» ありがとうございます!!!ただ今作はすごく自信がないのでどうか期待せずに読んでいってください……笑 (2018年5月16日 19時) (レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - すごい面白いです!! (2018年5月15日 21時) (レス) id: 18174bb86e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュガーソルトってい。 | 作成日時:2018年5月15日 0時