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バレンタイン特別編! ページ9

その後、キセキ達が集まり全員で行こうという話になった。

……強制的に。

はぁ……。あいつら本当に人の話を聞かない奴らだわ…。

半ば呆れつつ、ふと昔____と言っても高校生の頃だがお世話になった先輩二人と
俺の同級生の事を思い出した。

あの時遥先輩の食べっぷりに貴音先輩は呆れ、アヤノは笑っていた。

思い出し笑いをしながら遠くを見た。

HRが始まったのにも気づかないまま。


放課後になり、キセキ達が偶然部活が休みということですぐに俺の家に向かった。

…なんか中が騒がしい…?

…まさか。

俺がいきなり走り出したことにキセキ達が驚いていることを気にとめず、
玄関のドアを開けた。

「おうお帰り____。」

「やっぱお前らかーーー!!!!」

俺の声が近所に響いた。



「はー……。」

キセキとメカクシ団がお互いを紹介し終わって俺はため息を吐いた。

「簡単なチョコ料理か____。」

こう大人数ともなるとお菓子を焼くのは時間がかかる。

俺が悩んでいるとキドはこう言った。

「それなら大丈夫だ。料理は俺だが、キサラギがチョコレートフォンデュの機械を
持ってきてくれた。」

「うん、ほら!」

と、モモが自慢気に見せてきたのは真っ白な機械。

これは相当な値段が付きそうだなと、若干考えて準備に取り掛かった。

あっちのリビングはかなり賑わっていてもう仲良くなったようだ。

クスリ、と笑い準備が整った。



トローっと流れるチョコレートを沢山つけてそれぞれ口に運ぶ。

うん。みんな満足な様子だな。

沢山の笑顔を見ながら俺は気づいた。

確かに思いを伝えるイベントかもしれないけど。

案外____。


「幸せを運ぶ日じゃないのかな。」


今日は、バレンタインデー。

チョコで沢山の人々に幸せを。

ハッピー、バレンタイン。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は恋愛じゃなくて幸せ系にしてみました。

どうでしたか?

思いを伝えた人も、友達にチョコをあげた人も____

みんなに幸せが届きますように。

ハッピーバレンタイン。

第6話→←バレンタイン特別編!


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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西 - この方角に福があるはずです


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優衣 - 続編楽しみにしています。 (2015年10月18日 22時) (レス) id: 4b2560130f (このIDを非表示/違反報告)
雅喜(プロフ) - シンタローがんばれ!! 続編楽しみに待ってます!! (2015年10月15日 21時) (レス) id: b7518a804a (このIDを非表示/違反報告)
ししょー(山本) - 占つくで初めて読んだ作品がこれです。面白くとてもはまりました!続編待ってます!! (2015年10月13日 12時) (レス) id: 994298c5fd (このIDを非表示/違反報告)
亜来阿(プロフ) - すごく面白い。悲しいけど,シンタローファイト!続編待ってます。 (2015年10月12日 2時) (レス) id: 35c85f008a (このIDを非表示/違反報告)
マリーA - ナタアロエさんの作品大好きです続編待ってます! (2015年9月2日 20時) (レス) id: 1df72e3053 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナタアロエ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年2月2日 11時

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