酔っ払い志麻さんに絡まれましたw

4話 ページ6

沙里『志麻さん！！！？？！？』



確かに志麻さんだ


顔を見てわかった




？？「そうやよー俺の事知っとんの？」



うわぁぁぁぁあやばやば


推しが目の前に！！




沙里『あ、はい知ってるというか、推しです』




人はある程度の驚愕を超えると冷静になるらしい




志麻「うれしいわー、」



志麻「てか、美人やなーショートとか」


志麻「めっちゃ志麻リスやん〜〜」



沙里『あ、はい』



志麻「飲も飲も〜」



と言いながら私の飲みかけのお酒を飲む志麻さん



私の飲みかけの





私の飲みかけ！？！？




志麻「これめっちゃ美味いな〜、なんてやつー？」



ダメだこの人、もう完全に酔ってる




沙里『はぁ…カシオレですよ』




志麻「おおー」



志麻「ほらぁ飲んでー」




そう言って志麻さんの飲んだグラスを差し出してくる




沙里『いやいや、それ志麻さんが飲んだやつでしょ』




志麻「いいやろー」



そう言いながら私の口元にグラスを押し待てて

そのまま私の口にカシオレを流し込む




志麻「美味しいやろぉー」




あぁぁあ莉音ぅぅぅ



早く戻ってきてぇぇー




莉音「え、沙里？」



莉音「それ志麻さん？」



ナイスタイミングぅぁぅ




莉音も突然の志麻さんに酔いが覚めたらしい




莉音「志麻さぁぁん、うらさんわぁ〜？？」



前言撤回、酔いが覚めたのはほんの一瞬だったようだ



志麻さんを元に戻すか、



沙里『志麻さん、ほら戻りますよ』

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