【おそ松さん】声が出ない君に恋をした２【おそ松】

旅館 ページ6

新幹線から降りた私達は続いて電車に乗った。

外の景色は賑やかな都会から、落ち着いた緑あふれる自然へと変わっていった。

降りた先は田圃［たんぼ］の広がるところだった。

その先には、森林の囁きが聞こえる坂道。

その先は綺麗なお花が私達を迎えてくれた。

徒歩三十分。

私たちが泊まる旅館に着いたのだ。

建物は新築に近く古くは無かった。

内装は和風なそれでいて洋風な…

個性的な旅館だ。

個室もすごく綺麗だった。

襖絵が大胆でそれでもって落ち着いた絵が描かれていた。

畳の匂いと外から香る草の匂いが心地よい。

そして…

外に出ると見える美しい自然がそこにはある。

都会とはまた一段と違う良いところだ。

おそ松「A。」

呼ばれて振り向くとシャッター音が聞こえた。

見てみるとおそ松君の手には携帯が…

画面はもちろんカメラだった。

一気に顔が赤くなるのを感じた。

おそ松「Aか〜わい。」

私は1000ダメージ喰らい、

その場に座り込んだ。

.

着物→←作者から

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