1.これでも、私の… ページ2
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「おはよう、ブス」
そう耳元で囁かれたあと、むくり…と静かに自分の上半身を起こす。
…え、なんで
そんなの…
『部屋が一緒だからに決まってんじゃない』
「うっっわ、
何一人で喋ってんの?きもいんですけど〜」
………こ・い・つ…!
私は負けじと勢い良くベットから降り、ローテーブルに置いてある水をそいつの言い返しを考えながらゴクゴクと飲み、
『あんったみたいな超・美容オタクには言われたくないわ!』
「え、君もでしょ?」
『………』
あかん、かんっっぜんに図星!!←
なんで私そんなに喧嘩弱いんだろ!
「分かった?
君は俺に喧嘩ふっかけても無駄なんだよ」
『分かってるし!分かってるからんなこと言うな!!
……ごめん』
「!……ふんッ、こちらこそ〜」
此奴は私が謝ったら「ごめん」とは言わないけれど(てか此奴がごめんとか言ったら明日沖縄に雪降るレベル←)、
必ず私の好物・シュークリームは毎日欠かさずに買ってきてくれるし、最近は一緒に作ったり作ってくれたり……。
それに、不満は多いけれど……
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これでも、一応…私の彼氏。
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作者名:月愛 | 作成日時:2017年2月19日 1時