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それからというもの、会う度に話しかけてくる...森川 葵...
正直に言ってめんどくさい...話を聞き流すこっちの身にもなってよ...でも、ある日を境に話しかけてこなくなった...
ようやく私の気持ちを理解したのか...それはそれでよかった自分も居るけど何よりそれを嫌がる私も居る...
早く私を嫌いになってよ！もう辛いの！
〚もっと話しかけてよ！たくさんお話しよ！〛
違う！そういう事じゃない！
〚私を嫌わないで！〛
嫌！もう...私を好きにならないで！
〚みんな！私をかまって！〛
皆、大嫌い！
〚みんな大好き！〛
それから、私は〚わたしは〛人から嫌われやすい
〚好かれやすい〛性格を探した…
それが...ぶりっ子だった...
簡単に言うと…ぶりっ子する女子高生はキモいから嫌われやすいらしい...
これを見ればさすがの森川葵でも嫌うはず...
そう思っていたのに...いつの間にかその女は...
〚わたしにかまうことを忘れ...〛彼氏を作っていた...
正直私はこれでいいと思っていたのに...それなのに...
心の奥底のどこかで思ってしまった...
その彼氏を...奪いたい／〚うばいたい〛と思ってしまった...
〚かまってくれないなら...意地でもかまってもらうの！〛
運よくその女の彼氏と1年だけクラスが一緒だった...
けど、名前しか知れなかった。
2年になる頃にはクラスが違った。
しかもその女について調べるうちにわかった。
〚オバケが大の苦手だということに...〛
その弱点を見つけてからは私はことある事に試した。
でも、3年になったある日...彼から二度と近づくなと言われた。
〚本当は仲良くしたかったのに...〛
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作者名：mikuro | 作成日時：2022年6月19日 23時
